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「新東海道物語-そのとき、街道で」新東海道物語を進める会・編

冒頭で語られていた日本橋川はつい最近気付いたんですが、まさか本当に日本橋が先に出来たんだとは…w もともと湿地の中に橋を作って、用水路を作った、という順番なんですね、で、そこが江戸の頃の五街道の起点となった、という。
ただ東海道そのものはそれこそ多分日本で始めて作られた全国的な道の段階からすでにその名前で存在していて、その時点での名前は東海道東山道。川が多い東海道が隆盛するのは9世紀に橋や渡船技術が発達してからだそうで、それ以前のメインは東山道。この道は江戸の頃には分断されて、東西交通の平行線となったのは今度は中山道、また川が多くないから、という理由で女には主に選ばれたとか、和宮降嫁の時点での道だってことはさすがに幕末に疎い私でも時々聞きますが。
当時のメイン街道は東海道、その前の鎌倉時代にも鎌倉につながる道の一つとして認識されていたのが概ね東海道だったよ、だとか、現在は鉄道に新幹線、東名・名神高速道路として延々と大動脈であり続けた、という存在であって。
そのせいかこの地を通り過ぎる歴史の数の多いこと多いこと、一つの宿場とそれに関わる人物や伝承などをそれぞれの小説家や歴史の概説者たちが語るという体裁ですが、現代の変化も同じ数だけ語られているっていう。完成するものでもないんでしょうね。

個人的には東山道のルーツに含まれるのかな? 中央高速道につながる道の側に住んでいる関東在住の身なのでほとんど出てくる地名には馴染みがなく、歴史趣味ではあるんですが、あんまり武将とか合戦とか興味ないんですよね。
とはいえあらゆる時代の名前くらいは聞いたことのある人物たちが次から次へと儚く駆け抜けていく様にはなんとなく感じるものも、次の変化ははリニアか。あれは中央道かなぁ。