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「道のはなし(1」武部健一

この方はかつて高速道路に携わっておられてその時にしばしば高速道路がかつての「国分寺」の側を通ることから疑問を感じ、古代道路の研究を覗いてみたらそのルートの相似性がところどころで語られていた、という結構面白い経路を辿っておいでの方ではないかと思うんですが、多分なんですけど直線道路が好きなんだと思うんだよね。
(個人的にライヒス・アウトバーンに関してだけは詳細を知れば同じ意見になる方少なくないと思います、ナチス・ドイツの唯一の継承遺産ですよ、戦後にも同じコンセプトで継続されました、かつての日本はどうして戦中そこを見習わなかったの惜しい…。)
てか、いくつかの古代道路を比較していると思うんですが、多分これ、直線道路って自然発生的なものじゃないかなー、というのが正直なところです。どこからか伝わって来たわけでもないし、ずーっと直線道路なわけでもなくて、とある文明である時いきなり直線(そして広大遠路)になって、しばらくするとだいたい途絶えてしまうんだよね。
その道路そのものの痕跡は残ったり残らなかったりばらばらなんですが。
素人考えですが、ある程度以上道幅を広くすることとなんか関係あるのかなぁ? と、ざくっとまとめられてるの見ると基本的に道幅が広いんですよね、直線道路。
で、その後の維持には大変な手間が掛かり、下手をするとその母体の衰弱すら招くことすらあったんじゃないのかなぁ、ということを薄ぼんやり。

で、私はなんというか江戸五街道筆頭のごちゃっとしたところと、その後継者である鉄道と国道(この見方でいいみたいです)が好きなので、まあちょっと残念ではありましたw
ただ、福島県山形県の例で見たようにあくまでも県令の意向でぽんぽん変わっていく辺りは専門の人じゃないと追いかけにくいと思います。国道と鉄道の本ないかなぁ。