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「鉄道と文化」原田勝正/小池滋/青木栄一/宇田正一・編

前半第1章が近代化の話で、後半第2章が文化(文化現象ってなってますが)との絡みについて、という構成で、わりと定番の面子というか、この辺の人たちって結構つるんでますよね? どういう集団なのかちょっとわかんないんですが、専門分野や経歴などにそこそこのばらつきがあって、実は世代も結構離れてる人も混ざってる、となると趣味の集団なんでしょうか、よくわからないやw
この本は1987年のもので個人的には「鉄道忌避伝説の否定」自体はむしろ鉄道忌避伝説をはるかに越えた胡散臭いものに成り果ててるとしか思えないんですが(公的記録で他の土地を優遇したって載ってるよ、とか)(開業当時存在してなかった市街地を大前提に語り尽くしてたり…まだ道もつながってないし街並みもないわ馬鹿か?!)、ただ、この本を出してらした青木さんの言うご意見自体には基本的にほぼ賛成、鉄道そのものを異物扱いする風潮も結構収束早いし、それ以降に拒絶したよいう話が作られた傾向はあって、具体的な理由での反対もそこまで数多くなかったんじゃないかなぁ、というのはそんな気もするよね。
(専門家ではないですが、複数の軽めの資料読んでるだけでなんか辻褄合ってないし。)
で、これと関係して気になったのは水運ですかね、利根川水運があったために鉄道を必要としなかったってのも鉄道への反発もぽちぽち見てるもののちょっとまとまってないんだよな、あと、横浜鉄道が養蚕業のために作られたものの、実際にその用途で使われることはなかったんだよね、と聞いてぎょっとしたんですが、え、マジで? …だったらなんで完成次第国有化されたんだろ?

後半はむしろ断片的にでも聞いてるかなぁ、前半の時計と鉄道の話も参拝鉄道の話もですが、やっぱり研究って進んでるんだよね。次は水運読むかなあ。