「無蓋ホッパ車のすべて(上」RM LIBRARY-151、吉岡心平

無蓋ホッパ車のすべて(上)〔RM LIBRARY151〕

無蓋ホッパ車のすべて(上)〔RM LIBRARY151〕

 

 

本では有蓋と無蓋で別になっていたんですが(有蓋のところにタンク車が含まれてたしね、車両形式は「タキ」)、車両形式では同じ「ホキ」で、ホッパ車25kg以上搭載。有蓋や無蓋の元になったっていう「セキ」は石炭搭載車のことでいいのかな? 合ってた。
今までわりと特殊な仕様の貨物車両を読んで来てるんですが、多分これが一番働いてたグループじゃないのかなぁ、無蓋だったものが沿線からの飛散防止の要望で有蓋になったとか、ヨンサントウのスピードアップで事故ったんで、もう無理させずに使おうってなってたり、用途っていうか区間が限られていたんじゃないかなw
ところどころに特認で搭載量を上げられたという車両もあるんですが、これもあくまでも使用頻度が高くて、だいたい同じ環境下で使ってるからなんじゃないかなぁ、がらがらっと乗せて、がらがらっと降ろすというイメージなんですが、そこまで間違ってもなさそう。


山陽本線で使う目的で作られた特大サイズの形式はちょっと可哀想なことにはなってましたが(可哀想って表現にちょっと違和感あったけど、そもそもがかなり特殊な仕様で完成したあとに輸送計画ごと消えるってさすがになぁ)(おかげで事実上の出番なしだったようです)、そういう特別な用途でもない限りだいたい移籍することも多くて、老朽化するまで使い切られていたみたいだしね、今はほとんど形式が統一されているってことなのかなぁ?
そういや、着任直後に北海道に送られたので本州で御馴染みの「がんがん叩き」の洗礼を受けていなかったというような文章があったんですが、がんがん叩きってなんだろうw そもそも一両単位でブレーキを装備してたみたいだし、単独で動かしてたみたいだから、貨車同士をぶつけるようなこともあったのかなぁ、と想像してるんですが合ってる?
もうちょっと現場みたいなのが見れたら嬉しいんですが、それはまた別の本かなぁ。