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「無蓋ホッパ車のすべて(下」RM LIBRARY-152、吉岡心平

無蓋ホッパ車のすべて(下)〔RM LIBRARY152〕

無蓋ホッパ車のすべて(下)〔RM LIBRARY152〕

 

 

有蓋ホッパもですが、前巻の無蓋ホッパでもどうやって積み降ろしするのかがわからなかったんですが(多分単なる見当違いじゃないんだよね、積載量を多くしようとして大型化したら使い勝手が悪くて死蔵されちゃったって形式もあったし)、これは見たらわかるというか、多分底の部分が斜めになっていて底板をずらすと斜めに積載されていた石灰石なり石炭なりが滑り落ちてくるんですよね。
ていうか、私が調べた時はホッパというのが「漏斗状の」という説明になっていたんですが、この構造そのものもホッパの一種なんじゃないのかな。
要するに荷降ろしに使うための部品や構造のことを指すのではないのかと。
で、この見るからに合理的な無蓋ホッパたち、底開き式石炭車や底開き式無蓋ホッパ車、流し板付側板開き式無蓋ホッパ車は、JR貨物の時代に至るまで比較的順調に働き続けて検車などの機械に自然に引退していくという展開を辿ったようですね。
この巻の形式の主な違いは、要するに底板の外し方の違いだったんじゃないのかな。
多分前巻よりも全体的にあとの世代で、それこそこの形式で置き換えていったんじゃないでしょうか、量が少ない場合は特にこの形式じゃなくてもなんとかなりそうだしね。
(で、現在は有蓋も無害もホキ2000JRFという形式で統一されて、国鉄からの遺産をちまちまと継続してる状態みたいです、特殊車は残るんだろうけどねー。)


多分、貨物趣味の著者さんにとってはそれほどドラマチックな内容ではないとは思うんですが(いわば完成形になるまでの変化が少ない貨車ですし)、私は個人的に無蓋とか、あと有蓋の話が一番面白かったなぁ、バラスト敷きの貨車は今なに使ってるのかしら?
他の貨車は独自の道を歩んだんですが、無蓋は意外と米国や豪州に近くなったのねー。