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「チャレンジする地方鉄道-乗って見て聞いた「地域の足」はこう守る」交通新聞社新書059、堀内重人

 

地方私鉄や第三セクター鉄道の振興策はなにも物品販売や観光だけでもないのでは? ということを読む前に指摘してる人を見たんですが、まああるよね、復興SLとか、乗って残そう運動だとか、とりあえず今は有名どころと言えば去年の朝ドラの舞台だった三陸鉄道だとか、JRからの転換された第三セクター線としては非常に攻撃的なIGRいわて銀河鉄道だとか、青い森鉄道なんて辺りはとりあえず載っておらず。
いすみ鉄道銚子電鉄和歌山電鐵の猫のたま駅長(ここはずいぶんあっさりした感じの紹介でした)なんかは名前も知られてると思いますが、なんていうのかなぁ、確かに内容は偏っていたものの、読み通してみるとある程度どこでもチャレンジ出来ることに限られていたような印象なんですよね。
あと、なんていうのかな、いすみ鉄道にしろ銚子電鉄にしろ、問題点にはきちんと触れられてるんだけど、マイナスイメージになるようなことが避けられて書かれていたような印象なんですよね。多分知らなかったんじゃなくて、嘘にならない範囲でわざわざ触れなかったんじゃないのかなぁ、という気も。
すごく個人的にはこの本そのもので地方鉄道の応援をしよう、という趣旨の上でなら、多少の偏りも悪いことではないというか、どのイベントもかなり楽しそうですね、寒天列車とじねんじょ列車はかなり乗ってみたいなぁww

 

基本的には取り上げられているのは特に有名な観光資源もなく、SL復興を夢見ていたところは存在したものの、ちょっと成功するのかなぁ、と心配するような計画だったり。
地方自治体との関係も良好なところや、若干そうでもないところもあったり、バスに転換するのもある程度仕方ないというスタンスでもあったり、まあ悪い本ではないよね。