『日本古代中世史 '11』#8「受領と武士」

そもそもこの回を見ていたのがどうも2ヶ月くらい前のようで、そこで内容をまとめ忘れていたようなんですが、この講義を見ていた時点で国司(講義では受領と呼ばれてますが)の中から武士が誕生したことって特に認識してなかったはずなんですよね。
今の時点になるとなんだか至極当たり前のことのような気がするんだけど、私その間にどこでなにを見たんだっけ、いやまあ、コンスタントに歴史関係の本とか番組は見てるんですけども、受領というのは地位の授与みたいなもののようなんですが。
大雑把に国司というのはそれぞれの国(武蔵国とか相模国とか)に存在する行政機関みたいなものなんですが、他に国衙って呼ばれてることなんかがあるかな。この二つは一応当時から使われてる言葉らしいんですが、使い分け方は謎なんだっけか。
で、この国司の長官、次官、補佐官辺りが受領として公家に与えられる。
だが特にその国に任官する必要がなくてあとは現地スタッフがやる、というような仕組みは説明されるまで認識してませんでしたが、そうだな、証拠いらないな、実際に長官いなくても回ってたところまで事実なら間違ってるわけがないな?!

で、次の回の講義ではここの中の下司(げす)という地方のもともとの有力者であって直接民に接するのもまあ主にここだったんだろうな、という層が武士となったんだよというような説明がされていたんですが。
そこがさらに荘園と結び付いたのかそれとも荘園を自分たちで作ったのか。
国司の他の機能はどこに行ったんだろう? というのもすごく気になったんですが、なんか土地にたまにいるんだよね、文官みたいな働きをする一族。
というかもう少し国司から荘園&武士までの流れが聞きたいですなマジ!