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「金属・鬼・人柱その他-物質と技術のフォークロア」若尾五雄

とりあえずこの前後に似た系統の本を読んでいたのでどれがなにかよくわからないところがあるんですが、野武士ってこの本か、多分同じ著者さんの本で見てこちらにも出ていたのではないかと思うのですが、正直見たことはあったんですよ、仕官していない武士のようなニュアンスで受け取ってしまったので(浪人とかその辺りですね、この単語はそういう意味)、時代が下るイメージだったんですが、あれ、山伏のことを野武士って呼ぶの?! 少なくとも全てではないにしろ実際そう呼んでいる例があるんだ…ということに驚愕していたんですが、てこれ書いたことあったっけか。
ただ、そうなるとそもそも武士と僧侶、もそういやもともと近い人たちいるな。
あと金属加工や鉱山採掘者も近い存在だった、ということになると、なんだろう、どう歴史を認識していいかわからない部分も出てくるのですが。
ここには鬼も絡んでいて、鬼が鉱山採掘をしていたよ、私たちはその子孫だよ、という地域が今も結構普通にある。
が、鬼がそういう存在であるのだということも、その地に鉱山があったことも忘れてしまっている土地もあるのだ、みたいなことがテーマだったっけか。
あれだよね、鬼の意味はあれやこれやと時代で変遷しているものの、わりと地域には古い意味で残っていたりして、変な混ざり方してるところもあるような気もするなぁ。

 

で、わりとわかりやすかったのが人柱の話の「人間を沈めたからって洪水が止まるか!!」という部分ですね、洪水があって人柱の伝説が母子であって、その名前が同じだったり似ていたりして、複数の地域にあって。
これ、特殊な杭のことじゃねぇかなって記録持ち出してました、要は擬人化?