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「日本刀物語」目の眼ハンドブック、杉浦良幸

この分野を読み始めた初期の頃に同じ著者さんの本を読んでいて、その時点ではあまり感慨がなかったのですが、もともと門外漢の人なのかな? 多分中でがっつり関わっているとなかなか言えないだろうことまでずばずば言ってくれているのでだいぶありがたい。
そうなんだよねー、異説があることが異常であり、その異説があることにはなんらかの合理的な説明が出来るんじゃなかろうかというスタンスで個々の刀に関わっている人たちをちょくちょく見ることがあるんですが、異説あるほうが絶対的に多数派だよね正直…。
これだけの刀がこれだけ異説持ってるのを見て、なにかを感じ取れるんじゃないかなという期待をちらほらと。
私もなんとなく奥歯に物が挟まった言い方してますが。
ものすっごく標準的なデータの刀がどれほどまでに特別なのか、なぜならばこの説とこの説が合わないみたいなことを言われても、普通だし。
ぶっちゃけ刀どこからどこまでが同一だかもわからんよね、本の中でも言ってるけど。
あと異説も、大きく別けると3つとかそういう勢いですよね。
それとあれだ、鑑定って何回も変わったりするけど別にそれだってそんなに深く気にすることないというか、刀工がよくわかってないレベルで情報も銘のある刀も少ないのに「刀工単位のランク分け」はされているという時点でもうなんかシステム破綻してるよね…。
ただ、別に近代以降に作られたわけでもなく、前近代から引き継いで来ただけなので責めちゃいけないんだけども別にそのまま引き続いて信じる必要もないよね…。
 
というか、他の人たちも明言はしてないんだけども、奥歯に物挟まってても一応伝えようとして来てくれてますよね…、はっきり言ってくれてる人ありがたいよね、うん。