「戦国の陣形」乃至政彦

正直なところその後の展開で(「ライダーキック」は別にいいよ古いし、「ティロ・フィナーレ」ってww 最近の魔法少女アニメww)、半ば記憶がすっ飛んでしまって本題部分を忘れてしまったものの、戦国武将らが戦場で必殺技のように陣形を認識していたのではないか、というのはわりと面白い気がしないでもなく、逆から言うとたまに出ればいい、と。
そして陣形として構成されるほどに兵士の練度が高かったのは上杉と武田くらい、あと北条もそこらとぶつかる関係で多少は出来たのかな?
そしてこの本ではないものの、別の本を考え合わせると練度の高い部隊に対し、経済商圏を掌握して大量の銃弾の補充作戦にて武田氏に勝ちを収めたのが信長・家康連合かぁ、世知辛いっていうか切ないなこれ…。
要するにざっくり考えると練度をひたすら上げていった日本軍と、素人を動員してもそれなり以上に戦える物量作戦で撃退したアメリカ軍ね?
(繰り返しますが、上杉と武田のみが陣形と言える程度に軍隊が整備されていたというところまでしか本の中では語られてないですよ。)
 
で、そうなると一体またなんで陣形というものが至極真面目に論じられていたのかというと、いつものごとく戦国時代に一部ではったりとして展開し、近世江戸の太平の時代にその資料を元にふんだんな妄想と共に娯楽として作り出され、そして近代において軍部において大真面目に研鑽されて絶対視されるようになった、といういつもの展開らしいです。
なんかもう、この展開最近慣れました、順番に資料当たれば判明するまでがお約束。
まあ、現代も娯楽の一部として展開しているのでマシっちゃあマシなのか。
そして、この本の成果の一つが2016年の『真田丸』だったのかなあ、今後が楽しみ。