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「平城京のごみ図鑑-最新研究でみえてくる奈良時代の暮らし」文化財研究所奈良文化財研究所

遺跡・古代史 Book

前に一度この研究所の名前を見たことがあって、それが奈良の寺についての本(寺は現存しているため、その境内の痕跡や歴史記録などから探っていくようなスタイル)、多分そもそも奈良そのものを扱ってる研究所なんですかね、やっぱり。
一応本の中でも触れてはあったものの、研究機関そのものをそんなに知っているわけではないのでちょっと自信がない。
そういや、『遺跡を学ぶ』で奈良関係のってあったっけ、都市部のはなかった気が。
 
大雑把にトイレの位置をその寄生虫の有無で測定したり(寄生虫の卵のみが残ることがあるようです)、木簡から剥がした木片をつなぎ合わせたり、裏紙として使われていたかつての書類や手紙などを探す…のはこれより時代あとだっけか混ざってる?
だいたいの当時の食生活を検証していったり。
現在唯一個人の住居が特定出来たという、長屋王の家に言及されていたり。
正直こう、平安京ほどではないものの平城京の土地そのものも都ではなくなってもわりと使われていたはずだしなぁ、どうしても中心部からズレてることもあるのかも。
逆にずっとなんらかの史跡として残されていて、そこからさらになんていうケースもあるんだろうけどね。
そういやこの本の中では寺院関係は出てこなかったんですが、さすがに現存だからそこまでは残ってないか。さすがにだいぶ放置されてる土地だろうしなぁ、ごみ出てくるの。
子ども向けの本とはいえわりと面白く読めたものの、どちらかというとこの辺の情報と現存の研究との絡みみたいなものを見たかったですかも。
とはいえ庶民の歴史だと、下手すると最初の歴史資料がこの辺てこともありうるか。