どらま

『信長のシェフ』#5

正直今期やたらと1時間ドラマを見てるんですが(全部レビューは書いてないんですが書いてなくてきちんと見続けてるのは『相棒』くらいかな? 『おトメさん』も先を気にしてます)、その中で比べちゃうとやっぱり『信長のシェフ』はどうしても画面のチープさ…

『信長のシェフ』#4

おー、この回は面白かった! 前半が信長の義弟・浅井長政の裏切り、というのかな? による急遽の撤退の途中、栄養失調で食事が食べられなくなってしまった男の子へバターを作ってのリゾット。あれどっちかというと醍醐とか言われてたものに近いんでしょうね…

『カラマーゾフの兄弟』#6 死を刻む砂音

長男は父親に女を使って借金を増やされ(てか、その彼女絡みで一箇所原作と明確に違うところがあったんですが、ひょっとしてそっちのほうの話も展開あるのかな?)(昔の恋人だったよね、あのエピソードって)、次男は訴訟の件に関して片付けたところ「今度…

『ビブリア古書堂の事件手帖』#6 太宰治「晩年」

この回は多分このシリーズで度々出てきた「(客観的に見ても)市場価値の高い古書」と「あくまでも個人の思い入れ」とがすれ違いを起こすという側面の最たる回ではなかったかと思うのですが、なんだろう、やっぱり栞子さんの態度や主人公への態度は半分まで…

『ビブリア古書堂の事件手帖』#5 アントニイ・バージェス「時計じかけのオレンジ」

基本的にこのドラマではそこまで大きな犯罪ってのはそんなに出てこなくて(次の回とかちょっと大変な感じですが)、日常に潜む小さな罪みたいなテーマじゃないかと思うんですが、この回の女子中学生はちょっと洒落にならないんじゃないかな…びっくりした。 …

『あぽやん~国際空港』#3

見た目っていうか俳優さんの選択かな? や全体的な流れとしては熱血青年が、みたいなドラマのように見えるものの、なんだろ、確かに一番青臭いようなことを言い出すのは確かに「えんどう豆」さんではあるものの、皆ある程度は融通を利かせようとしてるってい…

『カラマーゾフの兄弟』#5 剥がれる仮面

ところでこう、あくまで原作の時点で男も女も揃っての美形揃いという設定ではあるんですが、無駄なまでに三兄弟が美形なので(それもタイプが違うんだきちんと!!)、次男が三男に対してにじり寄ってる時に正直黄色い悲鳴を上げかけてしまったんですが。 と…

『ビブリア古書堂の事件手帖』#4 宮沢賢治 「春と修羅」

前回はちょっと小粒な感じだったんですが、この回は面白かったなー、トリビアって言ったらあれなんですが、やっぱり1話みたいに本の内容が絡んでくるほうが面白いよね(毎回そういうわけにいかないのもわかるんですがw)。 宮沢賢治さんは現代人だとまあだ…

『ビブリア古書堂の事件手帖』#3 ヴィノグラードフ・クジミン 「論理学入門」

栞子さんがこのいかにもややこしそうな「倫理学入門」をざっくりと略して「A=B」「B=C」でしたら「A=C」ですね、ということを告げていまして、三段論法っちゃあ三段論法だけどシンプルww と笑っていたんですが、そのまま最後までその部分のみで話…

『カラマーゾフの兄弟』#4 三男・涼 奪われた我

あれですね、さすがに三男に対しては刑事さん優しいんですね、てか、原作でも亡くなってた三男の恩師(原作だと宗教関係者なんですが)って父親が死ぬ前に亡くなってたのか、で、母親が死んだ時のエピソードが語られたりしないのかなー、と思ったんですが、…

『カラマーゾフの兄弟』#3 長男・満 棄てられた犬

やっぱりドストエフスキーのキャラって極端なんだけどリアリティあっていいなぁ、としみじみと感じているんですが、それともロシアの風土と微妙に日本があってるんでしょうか、ああでも、舞台の置き換え(あの独特の閉塞感)はスムーズに行ってるよね、これ…

『あぽやん~国際空港』#2

とりあえず「スーパーバイザー」とはなんぞや、と感じるというか、お荷物どうこう以前に配属されて10日かそこらで上司になられたらそりゃ面白いわけもないよね、というのは実に納得なんですが(契約社員と正社員の格差っていうか)、まあ多分、このドラマ…

『SHERLOCK』#2 死を呼ぶ暗号

とりあえず事件とは全く関係のないところでワトソンさんと出会って(関係者ならともかく、全然カタギの人であんな目に遭ってよくまあ耐えられましたよね、泣ける)、デートを邪魔? あれ邪魔ですよね、なにむくれてんだよホームズ?! としか言い様がない状…

『あぽやん~国際空港』#1

Wiki先生見てたら一応サブタイトルらしきものはあるにはあったんですが(テレビ局の公式サイトは大抵フラッシュ入れてて面倒いんで)、どう見てもラテ欄の煽りだったのでまあいいや、と。 で、「あぽやん」ってあの空港走り回ってる彼に付けられた愛称な…

『信長のシェフ』#3

うん、2話より面白かった、ただ正直気になるのがなんぼなんぼでも狭い、とか、毎回だいたいセットの形が同じとか(内装は変えてるのかもだけど)、2百人の触れ込みなんだけどこう、あれ何人だったんだろうとか、まあそういう瑣末なところですね。 あとあれ…

『ビブリア古書堂の事件手帖』#2 小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」

正直ここに出てきた女子高生がなんぼなんぼでも性格が悪く(啖呵の切り方が堂に入りすぎてて演技力はすごいんだけど…と考えはするものの若干躊躇いがあるほどでしたw)、いくらなんでもここまでにしなくてもいいんじゃないかなー、というのが本音ではあるん…

『ビブリア古書堂の事件手帖』#1 夏目漱石 「それから」

原作ってあれだよね、一部の書店で棚に表紙向けて置いてあったり平積みされていたりして「あれこれラノベ?」と思って見てしまったりしていたんですが、ぶっちゃけ、まあ、そんな感じの騒動があったなぁ、と、正直。 正直男優さんはそれほどじゃないけど女優…

『カラマーゾフの兄弟』#2 次男・勲 侵された魂

こっから1話ずつ使って兄弟1人1人の「殺意」を描いていくつもりなのかな? 原作では三男の話があったわけではないのでちょっと自信がないのですが(恩師の死に対しての失望みたいな話と村の中で起こった絶望みたいな感じだったね)、刑事が特に疑わないと…

『信長のシェフ』#2

うーん、1話は面白かったんですが、2話は個人的にちょっといまいち。 あれなんですよね、この話はもともと記憶を失った現代人が戦国時代に行くことになって、当人は不勉強とか言ってるけど、かなりの歴史知識と若干の動物的勘、ある意味での料理人としての…

『SHERLOCK』#1 ピンク色の研究

もともとちょっとかっ飛んだ内容だよ、ということを聞いていて、実際のサブタイトルを聞いた時にも「キテんな!」と思ったものの、正直日本のアニメとかラノベとか見慣れてると「あ、うん」というか、なんだピンクってスーツケースの色でしたか、大変失礼し…

『信長のシェフ』#1

主役が新人とはいえジャニーズアイドルで、こないだまで『相棒』に出てた俳優さん(重要人物とはいえ主役じゃないよね)、で、スマップの稲垣さん、端役じゃないですねこれ、結構連続で出て来るんだよな、という布陣でさらに志田未来っておいこれも主役級。 …

『カラマーゾフの兄弟』#1 汚れた血族

私事ですが10年くらい前にドストエフスキー(大の美形好き、女だけでなく男もだ! てか男のほうに比重が高い気がする)(んで性格付け極端どろどろ大好き)は国境を越えるから、いっそ人名そのままで日本でドラマにするといいよ! ということをどこかのブ…

『ATARU』mission 11≪終≫

この回には正直ちょっとした仕掛けがあったので、蛯名さん家のお父さんに対する疑いから始まっていたような印象だったんですが、あれ、なんだ、見直してみるとそこまで強調してたわけでもないような気がするという不思議さ…、多分情報として与えられたものの…

『ATARU』mission 10

4話で登場した鑑定士さん再び、というかまさかの再登場という感じだったんですが、ぶっちゃけ事故再現の費用はどこから出ていたんでしょうか…。中古車を使うにしろさすがにその他諸々がかなり高いような気がするんだけど。 (4話でやってたのはかなり現実…

『ATARU』mission 9

そういやなんか事件関係者に気を取られすぎて、謎のFBI関係者、ていうか“サヴァン・プログラム・ブランチ”だったかな? のラリー氏の動向についてすっかんと触れるのを忘れていたんですが、ところで交通課の方はどうして違法無線の記憶を消せばいいだけな…

『ATARU』mission 8

電気干渉体質である「スライダー」の回、こういう人本当にいるのかなぁ、なんかちゃんと検索に出てこないなぁ(スライダーに別の意味がたくさんあるっぽいのが問題だとは思うんですが、下手するとっていうか当然『ATARU』が出てくるしw)、と思ってい…

『ATARU』mission 7

主任(て蛯名嬢が呼ぶものでつい)の過去話、と言っても実は「福留班長が犯人確保寸前に逃げた」って出てきたのは確かせいぜい前の回なんじゃないかと思うんですが、とはいえ、前から鑑識と交通課との謎の付き合いがあるよねって辺りで事情があるのではない…

『ATARU』mission 6

「絶対音感の持ち主」の女性の話、ではないんだけど主題それだよね、あと、電気干渉の人の話は1話置いてだったっけか、絶対音感というとなんだろ? 身近に存在しているというわけではないんですが(父親も妹も聞いた音はピアノ再現出来たんですが、こういう…

『ATARU』mission 5

なんとなく全体に話が散らばっていたような印象でしたが、よく考えたらこの辺から立て続けに「脳の障害」とか「絶対音感の持ち主」「電気干渉体質」の人と続いたのか(そんでそのあとが蛯名さんとこの過去の話か、やっぱ続篇見たいよなぁ)。そして前話が全…

『ATARU』mission 4

「飛行機事故or自殺」というような内容の回だったのですが、正直あとから判明した状況(いやこれは犯人が自供したんですが)からすると、うへー、ここまでやっててもわからないものなのか、というのが正直なところですね。 もともとの前提として前日の飛行…