大河

『八重の桜』#20 開戦!鳥羽伏見

とりあえずこの回はなにぶんにも開戦だったのでいろいろ思うことはあったんですが、伏見での薩摩と会津との睨み合いの中で、新撰組が「横から行くぞ!」と本当に道一本迂回して銃撃隊をほとんど一気に片付けていたシーンだったんですが。 …新撰組は悪くない…

『八重の桜』#19 慶喜の誤算

正直、政治絡みの話になると、会津視点ではさっぱりわからないというか、会津視点だとより意味がわからなくなる傾向があるというか…。会津、政治的にはあんまり正しくない方向にいつも動きますしね、うん、人間的には正しい気がするけど頭堅ぇっ! 今まであ…

『八重の桜』#18 尚之助との旅

前回くらいまでさんざん「メタ視点」を嫌ってはいたんですが、正直、やっぱり勝海舟とか、覚馬お兄ちゃん(て私、なんて呼び方続けてるんでしょうね? 八重さんの幼少期の時は疑問なかったんだけど、まあ耐えられなくなるまで続けます)の視点で語られる日本…

『八重の桜』#17 長崎からの贈り物

前回16話の終わりを見て、京都を退きます、という挨拶をしに来た会津の殿さまに対し、本当に、本当にありがとうと告げていた孝明天皇さん(亡くなっちゃったんで)の人柄には感動したものの「貴方がもうちょっと嫌なヤツだったらきっと会津の苦労は少なか…

『八重の桜』#16 遠ざかる背中

とりあえずこの回を見ての感想は「すみませんでした、松平春嶽!」みたいな感じでしょうか、あのいかにも妖しい物の言い回しをする、そもそも会津が京都守護職になるきっかけを作った方ですが(そこは今でも恨んでいるけども、置いといて)、得体が知れなか…

『八重の桜』#15 薩長の密約

どうも14話(単調なシーンだとふっと意識が飛んで何回も見直す嵌めに、クライマックスなんかも時々駄目なので深い意味はないです)が進まないので先に1話飛ばして15話を見たんですが、うーん、どうもこう、同時代的には意図がわかりにくかったのではな…

『八重の桜』#14 新しい日々へ

八重さんと尚之助さんの結婚式と、あれだね、さすがにいくらなんでも花嫁らしくしないとな、という家族と八重さんそれぞれの決心と、それじゃ困りますっていう尚之助さんとのすれ違いというか、うん、この辺の流れはやっぱりしっくり来るな。 (微妙に「元家…

『八重の桜』#13 鉄砲と花嫁

とりあえず冒頭を見て感じたのは、そうだよなぁ、前の戦の時には長州側が京に攻め入ってきたのになぜか会津が民衆から責められた、という展開になっていたものの、正直なところ少なくとも京都の人にとって「どっちが悪い」とかないだろうと思うんだよね。 ぶ…

『八重の桜』#12 蛤御門の戦い

正直見ていてびっくりしたんですが、陽動作戦が成功し本来だったら突き崩されるはずだった蛤御門を任された覚馬お兄ちゃん一人で抑えきったみたいな描写になっていたんですが、ええと、理屈はわりと簡単です、相手が銃をすでに構えてるから(長州が攻めて来…

『八重の桜』#11 守護職を討て!

録画消化の関係で一度10話を飛ばしてこの回を見てしまったもので、冒頭の佐久間象山を見て「この人、この配役だといかにも死にそうだよねー」と口にしたら先に10話を見ていた母親にうんうん、と頷かれて、勝海舟なんかと比べていかにもそんな感じー、と…

『八重の桜』#10 池田屋事件

とりあえずこの回を見ての感想が「池田屋せまっ?!」だったのがなんか大概ではなかろうかとは思わないでもないんですが、リアリティって意味だとこっちのがどう考えても正しいんですよね、てか、ちゃんと本物を再現してたんですね、本当に失礼しました。 た…

『八重の桜』#9 八月の動乱

多分もともと幕末が好きな人だとある程度知ってる名前なのかもしれないんですが、「八月十八日の変」と聞いても正直ピンとは来ないなぁ。三条実美の名前は聞いた覚えがあるので、近いところは読んでいるのではないかと思うんですけどね。 なんというのか、公…

『八重の桜』#8 ままならぬ思い

大雑把に、というかとりあえず八重さんに玉砕してった方が、「はて、誰だったかなあれ」という風情なんですが正直。しかしお兄ちゃんのご友人、もとい尚之助さんが微妙に二人だけにしてくれたような気もしないでもなく、前からなんとなく好意を抱いていたか…

『八重の桜』#7 将軍の首

大河とか、大河に連動するのだろう旅番組を見ていて本当にしみじみと感じるのですが「福島なんて呼ばんと会津でいいじゃん!!」という、会津、しっくり来ます、江戸から明治への廃藩置県は、敵対した地域ほど本来の地域名と掛け離れたものになったそうなの…

『八重の桜』#6 会津の決意

ちょうどこの大河を意識していたのか去年の年末に白虎隊をテーマにしたドラマを連続放送していまして、そこで中心になっていたのが西郷頼母氏だったのですが、やっぱり八重さんのお兄ちゃんがたびたび駆け込んでるのって頼母さんだったか。 そのドラマでは会…

『八重の桜』#5 松陰の遺言

吉田松陰というとどっちかというと身近っていうかな、「よく聞いてる存在」なんですがあの人享年29歳だったんですね、何回俳優さん見ても吉田松陰だと認識せず、今となってもなんで若いんや! と考えてしまうんですが、あれですね、「むしろ俳優さんもっと…

『八重の桜』#4 妖霊星

サブタイトルがちょっと今までと異質だったのでなにごと? と思ったんですが、ああ、ハレー彗星のことこう呼んでたのか、箒星とかいろいろ呼び方ありますよね(なんとなく名前で「どう捉えられていたのか」というのが想像付く気がします、が、ぶっちゃけてこ…

『八重の桜』#3 蹴散らして前へ

このサブタイトルはなんか好きだなぁ、ちょっと乱暴な響きなんですが、なんていうんだろう、八重さんのお兄さんを取り巻く停滞した状況が、なんだろ、仕方のないことだとか、ある意味で当然の流れのように受け止められる準備だった気もするんだよね。 なにか…

『八重の桜』#2 やむにやまれぬ心

この番組、というか今年の大河のテーマが少なくとも「男社会の中で生きる女」というわけではなさそうだというのはそもそも初回冒頭の篭城戦(会津だからなぁ、正直、細かい歴史知らなくても大雑把にどうなったかは知ってる人多いですよね)の描写でなんとな…

『八重の桜』#1 ならぬことはならぬ

えーと、大雑把に言うと「詳しくない時代だから」見始めたというのが正直なところですがやっぱりこの時代は耳で聞いた程度に知ってることいろいろあるな、と頭の隅で考えつつも今回は封印。ぶっちゃけ最近の大河だと誰が誰やら、ということになるのですが、…