財界/こんつぇるん

「三井財閥史〈近世・明治編〉」教育社歴史新書 日本史136、安岡重明

ちょっと経済と違う方向から財閥の歴史というものに興味を持ちまして、とりあえず財閥と言ったら誰でも知ってる三井と三菱。それとあと企業自体の知名度はある住友、四大財閥という場合はこれに安田財閥が加わるそうなんですが。 そもそも日本において財閥と…

「日本財閥史」教育社歴史新書 日本史123、森川英正

日本の財閥、というととりあえずまず三井と三菱が絶対で、続いて若干不十分ながら住友と安田が挙げられて(多角化って意味で足りないみたいですね、規模としては十分らしいです、戦後は住友は住友のままだけど安田は芙蓉グループって扱いだしなぁ)、で、あ…

「甲州財閥 日本経済の動脈をにぎる男たち」小泉剛

ええと、甲州というのがそもそも甲府のことを指しているので、山梨県か(いや長野か山梨かってことしか漠然と覚えてなくて;)、この地はかつて江戸時代に江戸の防衛に関わる甲州街道が通る関係上幕府直轄地にされ、要するにお殿様がいたわけではないんだよ…

「図説 明治の企業家」宮本又郎

正直申し上げて知名度が微妙な感じの財閥のことを調べたい、という最終目標があって(大袈裟だけどもう少し到達するのに時間掛かるかな、とはマジで)、まず初歩的なところから頭に入れるか、ということで手に取ったのがこの「図説」なんですが、こういうの…

「豪閥-地方豪族のネットワークを追加」佐藤朝泰

豪閥というのは豪族+閨閥、という程度の意味らしくて、もともとこの著者さんが書いていた『閨閥』『門閥』の本を書いていた時点で絡まってくる地方の有力一族に関してまとめてみよう、と思ったのがこの本だったそうなのですが。 正直あれですね、前の2冊だ…