金融/経済
こう言ってしまうとなんなのだけれども、正直いまいちな内容で、なんというのだろう、とりあえずこの本に書いてあることが全て本当だとしても(そこを疑ってるわけではないんですけどね、ただ、客観性が高いとは言いがたいとも思っているのでなんとも)、「…
この少し前くらいに見ていた放送大学(2008年放送)で人口増加が特に問題になっていたのが気になっていたのですが(そのうち中国を抜くと言われたのはいつくらいでしたっけ、今の増加率だとそのうち実際にそうなるようです)、うん、投げたっていうか、…
というかそもそも、興銀が一般企業に融資していたということからして始めて知ったようなお粗末さなのですが(長銀が破綻したのは別口で聞いてたんですが、アジア通貨危機に巻き添え食らってましたね)、そーいやよく考えたらメガバンクに盛り込まれていたん…
ちゅうか、日本海側の海岸線を事実上全く持っていない中国さんが北朝鮮の港をまた使用できるようになりたいなー、というのはよくわかる話なのですが。ロシアはまた一体なんで北朝鮮から韓国まで鉄道を伸ばそうとしているんでしょうね? 海岸線あるのに。 と…
基本的に日本の産業が強かった理由の一つとして、「基礎研究」を他国の、既存技術に頼ることが出来た、というのが言われているのですが(最近聞きませんが、別に日本に限った話ではなくなっちゃったんですよね、以降に続いたNIESとかASEANとか、中…
極めて大雑把に私が知っている範囲で物を言ってしまうと。 中国の産業に関しては(必ずしもそれが社会主義国だから、ということではなく)(中国はあくまで中央集権なのであって社会主義かっていうとどこかが違う、とは昔から指摘されています、むしろ日本の…
結局まあ、「安くて高性能」という無茶な要求がなされるようになったら日本のターンですよ! というのがコメンテーターさんのご意見だったのではないかと思うのですが、ものすごい褒め言葉のような、なんとも複雑な気分というか、なんでしょうかこの気持ち。…
ものすごく素直に面白かったです、サブプライムローン(語呂がよすぎて元の意味をたびたび見失います)問題に揺れるアメリカから資本が逃げたために消費が伸び悩み、世界全土にその影響が波及する中、成長著しい中東諸国のオイル・マネーがだぶつき。 なぜか…
前に読んだ金融関係の小説がベトナムが舞台で、確か≪アジア通貨危機≫を契機に日本の資本が一度引き上げられていたのではなかったかと思うんですが(小説ですが、金融小説はもともと情勢に関してはかなり忠実ですよね、実名の会社もありましたw)。 つーかこ…
沿岸部から内陸部へ、というのはなんだか新案のように紹介されていましたが、確か経済特区からしてそういうコンセプトで作られていたはずなので(沿岸部から川沿いに内陸部へT字の形で進展、そのままその中間の地域へ、という構想)、かなり古いというか訒…
よくよく考えてみれば戦後施行された(今はもうないっす)“管理通貨制度”ってなにをしているのかは知っているつもりでも「なんのために」ということを今まで意識していなかったような気がするのですが。 それゃまあ、貿易やらそれに付随する(とも限らないわ…
ものすごく大雑把にガット(GATT)というのもWTOというのも多国間の貿易の調整を行う組織で、まあ、正確に言うとガットのほうはあくまで「条約」であって常設機関じゃないんですけどね、ええもう、常設機関の構想はあったものの流産させられたっつー…
むしろ“貿易摩擦”そのもののことよりも、その摩擦そのものを入り口にして、日本とイギリスの企業の在り方を主に語り、「まあ良いものではないかと思うけども」著者さんの国、イギリスで導入するには「ちょっと世界一高く付くかもね」という結論に至り。 確か…
“アジア通貨危機”というのはまー、ものすごく大雑把にいってタイで始まり、東南アジアの数国を巻き込み、アジア圏ナンバー2である大国・韓国にまで至ったという政府の債務不履行のことで(大味すぎませんか)(さらに単純に言い過ぎると支払いに使うドルが…
とりあえず、「アジア通貨危機はやってねぇ」(信じますけど、むしろ通貨危機で儲けるなんて発想を考え出したことに対しての非難だったんじゃないのかなぁ?)、旧ソ連邦の崩壊に関しては幾つかの国に教育機関と情報公開機関を作ってはいたけどね、というと…
正直、なにか読みながら「正しいとは思うんだけどなんか引っ掛かる」と思い続けていたんですが、適者生存と生物多様性だよな、という結論に達しましてね、しかしそうとわかってみると案外この著者さんはそのことちゃんとわかった上な気もする。 日本人、じゃ…
んーと、ざっくばらんに言うといわゆる先進国(欧米+日本辺りですね)の影響力が低下したのち、中東の産油国を中心にしたOPECが台頭。 その影響力がやはり低下すると共に欧州の周辺地域とアジア数国が力を伸ばし(>これがNICS)。さらにその後、2…
まあ、日本人で“金融”というとシンプルに字面を解体して「金の融資」、金貸し辺りにイメージがすっ飛んでしまう人もそれほど少なくないような気もしますが。 バブル崩壊以降、ほとんどゼロに等しい銀行の金利にもそれほどさして堪える様子もなく、危険信号が…
1975年に二度の石油危機を乗り越えたあと(ベトナム戦争によって低下したアメリカの経済力の替わりとされ、日本を体制側に組み込む、という裏目標があったそうなのですが)、フランスとドイツ(当時は西独)の当時の首相によって提案され、イギリス、ア…
もともと6社あったところで1社潰れて、5社に、という時点で1981年発行なので一体その後どのほど状況が変わったのかが正直よくわからないのですが。 さらに5社のうち3社がユダヤ系、ユダヤ系の一つの特徴として一族会社ってのがあるのですが、もとも…
母上が同じ人の『金融入門』を借りてきて、続いてこの本を読んでいるのですが「国際金融のほうがダイナミックで面白いわー」という意見には賛成しがたいものがあるように感じていますこんばんは(なんで挨拶)。 というか、ファイナンスファイナンス(不均衡…
ガット(GATT)というのは貿易戦争、、、ええと、ドンパチのあれです、アメリカがWW2の前に起こしたこと同じことを回避するために、アメリカの主導で作られたものですが、協定であったガットが発展したものがWTO(世界貿易機関)。 他の米国主導の…
さて、なにをするのかといえば隙間っちゅーか商業関係全般。 他の省庁が関わっていない部分とところどころ重なる部分を担当し、その性質のゆえに喧嘩っ早いことでも有名で、内部でも同じように喧嘩してるそうです。 あー、覚えある覚えある(家人がここに属…
前に同じ作者さんの(レーベルは別)「日本銀行」を読んでいるのですが、その時は正直、日本銀行の中立性を乱す上位機関! という嫌な感じだったんですが、現在も絶対的な“お財布”としての地位は健在なものの、2年3年でころころと地位の変わるキャリア官僚…
まずとりあえずすみません、岩波で1995年に「日本銀行」本出てました、んでやっぱり、前の物はいい本なんだけどさすがに古すぎるよね、と。とりあえず、歴史的な部分はあの本にしか載ってないので絶版状態はどうにかして欲しいものですが。 この本は主に…
著書さんご当人が書いておられる通り、正直日本銀行の歴史についてはほとんど触れられてなかったかなー、というのが正直なところですが。もともと貨幣の安定のために日本銀行って出来たんだよ! ということでひたすら調整の話。 新書の特徴でもあるのですが…
日銀さん(え)は日本の中央銀行。 中央銀行というと「銀行の銀行」「お金の発行機関」というのがあれですね、思い浮かびますね。あと、金融市場によっこいしょと出掛けていくみたいなこともしてるようです。 てゆーかこの本、1963年に出てすでにかなり…
FRBというのはアメリカの連邦準備金制度のことを指すのですが、なんかどうも“中央銀行”を作るのは嫌だったみたいなんですよ、どう見てもNY銀行がそれを担うのに相応しいと思うんですけどね、全部で12銀行の地域ごとの集団なのだとか。 というかもとも…