『死者の謎掛け』#3 失われた都市

アンコール・ワット−Wikipedia
「宮殿キレイだけどでかすぎるよね!」と地元の若者たちが言い。
周辺の老人は巨人の頭蓋骨を見つけたんだよ(しかしよく考えたら人間のものとは限らんわけですが)、と語るわけですが、さていざ遺跡を見てみると「確かにでかい」という気持ちには陥るようです、イカダに乗せた、という説はあるものの。
実際にイカダに石材乗せたら沈んだらしいです、まあわかる。


ところでそもそも私、アンコール・ワットが謎の都市であり。
それがある時期に一斉に放棄されていたということからして知らなかったのですが、西洋人が“発見”した時にその歴史を作ってしまったのだそうで。それが悪いってわけじゃないと前置きしながら、でもその奥の真実を知りたいよね、というのが調査団の意向。
真四角の運河が人工物だというのは誰しもが考えることで、アンコール・ワットの支配地域が大きくなりすぎてしまい、貯水のコントロールが利かなくなって都市が放棄された、という説を立ててられる研究者さんに従ってこの回は進み。
とりあえず、本来考えられてきたよりも都市が広い、という確証は得たところで終了。


しかし別の碑文解析者さんは「寺院を作りすぎて破綻した都市はない」(うん、聞いたことはないなぁ)(寺院を作るための資金集めのために開拓しすぎて、というのが説の内容なので)と言い、じゃあ他の説があるのかというのは語ってくれなかったのですが。
どちらかというと、これから研究が進んでいく地域と思われているようですよ。