『マリン・マシーン』#10 ハリウッド

別にハリウッドだけに限定された話というわけでもなかったみたいなんですが、水中撮影がそもそもお金の掛かるもの、という大前提があるもので、どうしてもハリウッドがメインにならざるを得ないってところなんでしょうか。
まあ、それでも海洋学者さんが水中カメラの基礎作ってたし。
毎度お馴染みの深海行きのボートの研究者さんとか出てきてたしね、三度か四度、別のテーマで出てきてますよね、ボートの外にカメラをくっ付けて深度600mを撮りに行くそうですよ(ボートそのものの深度限界は2千mだってさ)。


特に面白かったのはやっぱり海の生物そっくりのロボットでしょうか。
正直、陸の動物のロボットなら見分ける自信がありますが、あれは無理、というか、なんで水に上げる時に機械制御なのに全身で押さえつけなきゃならないんでしょうw
あと、サメが訓練を受ける海洋生物だというのは聞いていたんですが。
むしろ訓練を受けるのはダイバーなのか、ダイバーの動きで危険度みたいなものが変わってくるのか、怖いってわかっててもサメが「あーんw」と口を開けて肉掻っ攫っていく姿はなんか可愛いです。イルカは見るからに可愛すぎて刺激が足りないんだ!(お前)
でも、足を押してもらって水中を進んだり、キスされてご満悦な人の気持ちはわかります。やっぱりなんかいいっすよね、あの辺の、哺乳類寄りの海洋生物(イルカは哺乳類に近くてサメは魚類に近いけど、生態がよく似てるんだってさ)。
そしてついには海水と同じ高さに人工の海を作り、そこで撮影、とまで来ると、えーと、円谷(日本の老舗特撮会社よ)の巨大プール? 技術戻ってる気もしないでもない。
いや、最先端はやっぱりCGによる波の映像でしょうか、まだまだかな?