『マリン・マシーン』#11 掘削

スコットランドはグラスコー川の“ウォーター・ウィッチ”の可愛らしさと(見た目っていうかコンセプト)、アメリカは東海岸の、、、どこだっけ? “J・P・ボアソー”の大味具合が(でも自力で歩くんだよ!)最高潮ではないかと思うんですが。
基本的にアレです、川底や海底が浅くなったり、もっと深くしたい場合に大型船を通す目的で川底を浚う機械の回、唯一違ったのがドバイの人工島だけかな?
(ところでこれ、自然破壊どうこうって非難されてるようですが、今更じゃねぇ? 自然に流れてくるゴミを浚ってるスコットランドの例は別として、いや、余所と比べて交通路ではないけど、外貨稼ぎって点と自然への影響は似たようなものじゃないかなと。)


バスコ・ダ・ガマ”はベルギー製で世界中を巡り。
ミシシッピ川専門の“ジャドウィン”は基本、流れの緩いところを掘って流れの深いところや、浅瀬で船が通らないようなところにバラまくのだとか、一日の船の行き来は数台というところらしいんですが、なんかずいぶんコスト掛かるんだなぁ。
んにゃ、その分の利益は出てるからこそと思うんですけどね。
スコットランドの話は他とちょっと違って、心無い人たちの流すゴミ、という言い方もしてましたが流木はフツー心無い人が流さない、頻発する大雨に洪水がねぇ、と言ってたのがある程度真実なんじゃないでしょうか、流れてるのがゴミでも、多分捨てたのは地上だろうなぁあれ、、、まあ心無い人っちゃ心無い人と言えますが。
フランスが頓挫してアメリカがあとを継いだ大工事、パナマ運河の頃からずいぶん技術は進み、もともと浅瀬のところまで大型船を入れるために! と掘削してるのだということですが、ちょっと正直、自然に逆らう作業だよなぁ、という感は否めず。