『インサイド9/11』#2 カウント・ダウン

すごく正直、、、こういう言い方をするのは本当になんなのですが、面白かったです、いや、計画してるのがテロリズム行為だってことはちゃんとわかってるし、その後の結果だって多少なりと見てはいるんですが、準備自体は微笑ましいんだよなぁ。
そして、私は「自爆テロ」に対し、すごく狭いというか、とある閉鎖された場所で教育も限定されてほとんど家族を人質に取られたも同然で、というのを想定していたんですが(ほぼ多分そう判断していい人たちのビデオは見たことがあります、別の場所で)、この人たちがそうだったという気はまるでしないなぁ。
明るくてトルコからドイツに移住したお似合いの彼女がいて。
アメリカの航空学校に入って将来いいパイロットになるだろうなぁ、と講師の記憶に残っているような人物はもとより、次から次へと居場所を変える他の二人だって案外楽しくすごしてたんじゃないのかなぁ、ラスベガスも、賭けはしなかったんだろうけど(イスラム教って確か駄目なんじゃなかったっけ?)、噂の街を見たかったのかもしれないし。


これを見て、30歳にもならない彼らを可哀想だ、と言うのはそれほど正直顔をしかめられるようなこともないのではないかと思うのですが。
しかし、そういう生活を捨てても、というのは本当にただの勘違いなのかなぁ。
意味というか、効果があるのかというとまたわからなくなりますが、動機の最初の最初の部分はただの思い込みとか“異常さ”なのかなぁ。そして、サウジアラビアからの米兵の撤退が要求ってなにさそれ、彼らをどこかで捕まえていれば、ということが何度も繰り返し出てくるのですが「捕まえた時点」でなんもやってません。そして彼らがいなければテロがなくなるかというと、ほぼ百%ありえないように思えるのですが。