『現代テロリズムの進化と戦術』#3 ウェブサイトと自爆テロ

ロンドン同時爆破事件−Wikipedia
ものすごく正直に言えばこの回で聞いたテロ組織のやり方って一番似てるのはアメリカのやり方ですよね、方向性や効果のあるなしに細かい違いはありますし。それが彼らの皮肉なのか、それとも自然にそうなってしまうのかはわからないんですが。
アメリカがもはや使いにくくなってしまった、アメリカのメディア手法だよなぁ。
(多分ですが国内では結構生きてるんじゃないですかね。)
でもまあ、だからこそ逆に、効果的であってもだからどうした、と思うんですけどね。
だって、同じことやり返しちゃったら相手のやり方を認めてるってことになるじゃん、私だったら嫌ですね、どうせ死ぬんなら一番強い相手に突っ込んでいって潔く一方的に殺されたほうがマシじゃないですか。死にたくはないけどね、最悪子どもは巻き込みたくない。


ネット上で“自爆志願者”を募りあくまで相手から言い出させる、街中に指示を出す人間がいても彼らは罪に問われることすらなく、実際なに一つ強要してないんじゃないでしょうか、ただあくまで情報を美化し(しかも事実)、映像を編集し、それを流す。洗脳はあるんでしょうが、洗脳から外れた人間も特に怪我することもなく口止めもされず社会の中に戻っている。さらっと紹介されていましたけど、そういうことよね、あの証言者の人。
G8サミットが行なわれ、ロンドンでのオリンピック開催も決まった翌日、サミットよりも≪ライブ8≫というチャリティーイベントに浮かれたロンドン住民を襲ったのは三本の地下鉄の爆破と一つの路線バスの爆破、その実行犯の三人はロンドン市民、そして中東とはなんの関係もないという人たち(全員身体に爆弾を巻きつけた自爆テロです)。
何故? という疑問への答えは「同じことをされている」というものだったのですが。