『クローズアップ現代』生き残れ 日本製造業(2“中国内陸に商機あり”

極めて大雑把に私が知っている範囲で物を言ってしまうと。
中国の産業に関しては(必ずしもそれが社会主義国だから、ということではなく)(中国はあくまで中央集権なのであって社会主義かっていうとどこかが違う、とは昔から指摘されています、むしろ日本のほうが「正しい」社会主義なのだそうですよ?)(褒め言葉です)、まあどうしても政府主導となりますもので。
とりあえず沿岸部を開発し終え、やっと内陸に目が向き。
そこで生じてくる実需要。必要とされる機材を日本企業が売り込みたいと攻勢中、というのがこの回のテーマ。
正直、中国はダンピングはするかなとは思いますが(思います)、国内産業を保護するために高い能力のある製品を買わないかというとそんなことはないかと思われます。
いや、出るんですよね、こういうところにも国民性って。
ただどうしても、国内のほうが安いし、わざわざ遠くから、というのは否めないものもありますからねぇ(それこそ沿岸部がね、ありますしね)。
なので高性能をアピールする建設機械などのお披露目会を行っているのですが。
そこまでの性能が必要かというと、その辺も怪しいよな。
そして、使いこなせる技術者がいるかどうかっていうといないよな。
あと、コネの有無ってやっぱり無視しきれない部分があるかと思います、コネと表現するとあれですが、長年の付き合いによる信用の有無。


ある意味、前回の環境関係の自動車のほうがまだ売れそうな気も。
とはいえ、今から売り込めば景気回復期には! というのは正しい戦略だと思います。