『アニマル・ナイトメア:動物恐怖症』#2 ヘビ

今回使われた治療はEFT(エモーショナル・フリーダム・テクニック)、ご当人は「針を使わないはり治療w」とおっしゃっていたのですが、ぶっちゃけてこれ暗示のテクニック入ってるよねぇ? 実際の行動を伴ってるほうが有効なことありますよね。
(約束をする時に指に糸を巻いてそれと“約束”の記憶を結びつける等。)
具体的な言葉を呟きながら身体のツボをとんとんと叩く行為ってのは、わりと場所が大雑把で良さそうだったので真似してみたんですが気持ちいいっすね、これ。
眉の付け根や目尻の下、目蓋の鼻寄りの部分、腋の少し下、肩、手の平の横、頭の上などああ、書き出してみると確かに敏感な部分ばっかりだなぁ。そしてこの回の恐怖の対象であるヘビは正直勘違いでもなんでもなく命を奪う毒を持ち、患者らはその棲息圏に済み、実際に遭遇して死に掛けた経験の持ち主で(噛まれて治療を受けた人とうたた寝から起きたら胸に乗ってた人、ああ、うん、なんの勘違いもないわ)。


この場合はどうやって治療するのかなぁ? と思っていましたらば、自分が怖い! ということを積極的に認めさせるのがその方法だったのかなぁ、ああうん、野で仕事をする男性がヘビが怖いってちょっとみっともないと思ってしまうものなのかも。
いつか自分でなんとかなる、と言っていた彼にネズミの恐怖実験“恐怖は生涯消えることはない”という結果を見せ治療をうながし、自分の恐怖やある程度、「馬鹿らしい」と思っているという感情を表に引き出し、無毒のガラガラヘビ似のヘビのケースに指を触れるところで治療は完了、、、ってええっ、それでいいんですか(多分問題ない)。
近くにヘビが出た時に自分の息子の影に隠れてしょうがないだろー、と言っていたんですが、うん、本当に危険だし、認められるのならそれでもう大丈夫なんだろうね。