「日本の私鉄8 営団地下鉄」カラーブックス・第2シリーズ、大塚和之/諸河久

え、えーと、実はこの保育社の≪カラーブックス≫というレーベルの中の「新・日本の私鉄」という位置づけになるらしいので、これ以前の「日本の私鉄6」の『営団地下鉄』のほうも図書館に予約してほくほくしてるところなんですが(しかしこう、さすがにそろそろ恥ずかしくなってきた...orz)。
だって、全く新しい観点とか書いてあるし著者さん違うしっ、とか別に言い訳とかいらないんですけどね、普通に営団で出してた建設史読んだほうがマシな気もしてきた。


とはいえ、車体一辺倒の本とかは読めないです、変遷とか歴史とか新技術導入とかに連動しての車体の話とかは結構面白く読めるんですけどね、この本は大雑把にその系統で、地下鉄の誕生ちまっと、各路線の開業(副都心線はまだない模様です、1993年ってどうだっけか、いや、把握とかさすがにしてねぇです)(でも路線図には載ってるよーな)、地下鉄そのものの役割りの変化、各社乗り入れの話、一日の乗車パターンと発車間隔、シールド工法などの工事技術の話だとか、南北線のホームドアの話。
わりと比重が大きかったのが地下鉄の概念を変えた東西線(この路線が出来るまで未開発の土地に近かったそうで)とか、千代田線のJRとの乗り入れの辺りかなぁ。
ところで銀座線や千代田線の車体への好感はまあ良いんですけども、千代田線と乗り入れしている小田急線車体への偏愛はさすがに違和感が、見開きカラーでいいのかww
あと、個人的に銀座線(レールに電気を通す特殊な形式の上、車体が一番小柄)の車体のリサイクル? に首を傾げてしまったんですが、なんでパンタグラフ付けて、土台部分を日比谷線の廃車から挿げ替えてまで貰われて行くんでしょうか??
鉄道ファンにはわかっても、私にはわからない、説明欲しかったです、わからん。