「やきもち焼きの土器つくり」クロード.レヴィ=ストロース

基本的にとりあえず、非常に卑近な例というか、動物を中心に話を進めてくれているのでその時点時点でなにを語っているのかがわからないということはないんですが。しかし大まかに大意を掴もうとするとほとんど不可能にも関わらず、最終的な結論はやっぱりわからないでもないという不思議な文章ではないのかと思います。とゆーか、南米の神話が不可思議な構成になってるんだろーな、という解釈もありなのかもしれません。
そもそも神話って誰かが断行して整理してない限りそんなものなのかもしれません。


てなわけで、南米(一部北米)大陸の神話についてです。


もちろんのこと近代以前です、西洋の侵略なぞ受ける前に決まっているわけですが、そうなると整理の有無以前に資料の有無が気になる模様ですが、口伝を潰すことは出来ないというか、微妙にキリスト教の指導範囲外なのでなんとか残ってたというか。
もしかしてあったのかもしれない体系は実際望み薄なのかもしれません。
(神話を整理するのは学者のこともありますが、フツーは征服者です。)
そして彼の語ることからわかることは、ヨタカと月がどうもなんかどっちもどっちの夫婦だったというその大軸がどんなに話が変化しても軸として存在し(性別は逆転してたり立場も入れ替わってたり、太陽がわりと頻繁にもう一人の夫だったりもするし)、それがどうも「食物に火を通すための道具」=土器と密接に関わっているようなのですが。
それが何を示すのかの結論はないし、読んでてもわかりません!
てか研究途中じゃねぇか、褒めてないで誰か続き研究してよー;
あとは、ナマケモノを代表とする、排泄に関する話が独特かなぁ。初めて聞いた。