『世界遺産』#542 万里の長城(II)(中国)

明−Wikipedia


明というのは中国の王朝の一つでこの前が元王朝、元はいわゆるモンゴル族が中国で作った政権で、そもそも実は中国ではそんなに珍しくないんですが、異民族政権。
ぶっちゃけて統治に飽きたから自分たちの土地に戻ったとも言われてます。


まあなんというか、漢民族は農耕民でモンゴル族は遊牧民。友好を保つのはそんなに難しくはないでしょうが、どっちがどっちを征服しようとしても苦労しそうですよねぇ。それでも遊牧民の大雑把さがある程度は息抜きになっていたようですが。
支配してても旨み少ないワ、ってとこでしょうかね。
そして明代に北に去った遊牧民たちは、馬に乗って略奪に。
大丈夫です、偏見じゃない。農耕民→遊牧民にしでかしたことも歴史上あったりしますけどここでは省略。つーか農耕民はその性質上弱いっす! しょうがないよ!!


兵士の村作って追い払ってたんですがよく突破され(機動力違います)、作ったのがむかーし作られてその後忘れ去られていた万里の長城、復活大作戦。
壁は大変有効だったもののその脇から侵入されているので張り合ってたら昔より伸びた。超伸びた、しまいにゃ唯一宇宙から視認出来る人工物になるまで伸びました。
そして張り合い続けてるうちに疲れたらしく。
略奪できないよーなら貿易しよっか、ということになったようです、とことんあっさりしてるな遊牧民! つーか最初からそうしろよ!!