『食彩の王国』#183 ワタリガニ

ガザミ−Wikipedia


甲羅が15cmにもなる大型のカニで黄褐色、足は青みがかってるそーですね。
つーか、上の“カザミ”がワタリガニって認識でいいと思うんですが、、、ワタニガニ科っつーのもあるのがちょっと引っ掛かりますねぇ; ただまあ、「昔はカニといえばこれだった」というのが番組内の説明と被ってたので大丈夫かな。
(そして些かWiki君内でも混乱してます。)


昔は網が一面埋もれるほど大量に東京湾で獲れたのだというこのカニ、水質汚染もあるのでしょうが、浅瀬を埋め立ててしまうことによって漁獲量が格段に減ってしまったそうです。昔は「この辺に山積みになってて見るのも嫌だったわねぇ」というので贅沢な話。
けれど今でも他のカニよりも安価で手に入れることが出来るし、味も美味しい。殻も薄く脱皮したてだと油で揚げて丸ごと食べられるみたいですね。


へー、生きたまま熱湯に入れると苦しんで足切っちゃうんだって。
そのために水のうちから鍋に入れるか、輪ゴムで足を縛ったりして煮るようです。


すし屋で味噌汁の中に入っているのもこれ。
殻でダシを取ることも出来るし、ミソも食べられるし身も美味しい、韓国では生のワタリガニに唐辛子やニンニクを使ったタレを絡めて食べるそうですよ。わりと最近、イタリアンの料理人が日本でワタリガニを使ったスパゲティを作っていたりもしてるそーですね。