『スーパーストームの真実』3)巨大嵐が大都市を襲う

一番最後の最後まで見終わってから「BBC制作か?!」と驚いた間抜けなわけですが、だってドラマとあんまり連動してたもんで、、、どちらかというと、BBCが作ったこのドキュメンタリーを元にドラマを作ったということなのかなぁ(そのほうが正しいな)。
えー、BBCはイギリス、ドラマは日米合作なんですが。
NHKってなにをしたのかしら? と思ってたんですが、CG関係かな?


とはいえ、街の破壊風景なんてのはアメリカ担当じゃないかなぁ。
(ミニチュア技術を『三丁目の夕日』グループが持ってたりするけど。)
NYはハリケーンの進路から外れ、数十年に一回しか来ないとはいうのですが、しかし来ると街の備えが全くなってないから避難は3日掛かるわ、高潮(ハリケーンが海面を持ち上げる現象、上陸の時に若干陸の内部まで一緒に連れてくる)が来たら逃げる高い場所なんかないわ、高潮から逃げようと高層ビルに入れば今度は窓ガラスに向って強風が叩きつけられ、中に吹き込めばガラスが刺さり、外に吸い出されたら放り出され。
挙げ句の果ては外にいるとガラスが一面降り注ぐという。


しかも現状の技術だと予測が40〜100kmも幅があり。
避難の完了する三日前なんてハリケーンのハの字もない時に「逃げて!」と言われても誰も信じるわけもなく、しかも人数多すぎて死人も覚悟しなきゃならんだろうと。
そして地球温暖化の影響かどうかは置いといて、年々威力が上がってるよと。
その上、それはなにもNYに限らず、全ての大規模都市が多かれ少なかれ抱えていることなのではないのかと番組は淡々と告げるわけですよ。