『爆問学問』#14 上野川修一(腸管免疫学)

“人間は考える腸である”というのが回タイトルで。
まあ要するに腸の研究家さんなのだそうですが、人体を(動物も)研究する上で、まあぶっちゃけて比重がかなり大きく機能も多く、重要であることはわかっていたそうなのですがあまり研究がされていなかった分野なのだそうですが。
それがなぜなのかというと「汚いから」だとのことです、シンプル、研究者も? と田中さんたちも驚いていたのですが、四六時中向き合うものって思えばやっぱりねぇ。


免疫機能の話に関連して、腸の中には善玉菌と悪玉菌がおり。
(これはあながち人間にとって、というだけじゃなくて善玉菌同士も結託してるんだよ、自分たちに棲み良い環境を維持するために。)
悪玉菌がストレスその他の状況によって増えすぎると病気になってしまうのですが、少しは残しておかないと外部から来る菌への免疫機能、耐性が維持することが出来ないというので死滅させるわけにもいかないのだとか。
腸の中が「お花畑」と呼ばれている、各種大腸菌のパラダイスなのだとかw
結構色とりどりっていうか、ユーモラスだよね、微細生物って(菌は生命体っす)。


太田さんが振ったのは「人間は脳以外のところでも考えているのではないか」ということで、例えば宗教その他で大切とするところは時代によって違っているし、心臓で物を考えると考えていたことも多いし、そういう慣用句もある。
実際反射行動なんてのも実在してますしね(神経が行動を代行するの)。
そして案外、比率の大きい腸もそれに加担していたりするのかもねー、てな話。