『世界遺産』#571 アッシジ、サンフランチェスコ聖堂と関連遺跡群(イタリア)

アッシジ、フランチェスコ聖堂と関連修道施設群−Wikipedia


サンフランチェスコというのは要するに、聖人フランチェスコという意味ですが。
なんか聞き覚えがあるような気がしてしょうがないんですが、ぶっちゃけて“サンフランシスコ”の語源だからなのか、聖堂の崩落図を世界の衝撃映像(多分年末スペシャル)系の番組で見たからなのか自信がありません。いや、わりと有名な方なので単独で聞いてても不思議はないんですが、経歴は知らなかったしな、あ、でもサンタ・キアーラも知ってる。
というか、立派な方とは思いますが、知名度のわりに地味じゃね?
などと言うとかなり失礼だとは思うんですが、むしろこれ、後世の人間がサンフランチェスコを広告塔にしていたせいなんじゃないかと思うんですが。「神の声を聞いた」も晩年に「キリストの傷が浮かび出た」もそれなりに数のある話というか。。。
(時々聞くこのエピソード、不思議なことに他宗教者の改宗のきっかけになってたり、当人が「声」を恐れて逃げ回ったりしてるので正直、どう判断していいかわかんない。)


えー、フランチェスコさんは神の言葉を聞いたことにより。
父親から正気を疑われて閉じ込められてしまうような憂き目にも遭いますが、直してくれと頼まれた“神の家”をキリスト教そのものの屋台骨だ! と解釈、全てを捨て、数多くの弟子と生涯を信仰の道に生きたとか、まあ、お父さん商人だしね。しゃあないね。
で、現在は女弟子のキアーラさんと並んで幼児のキリストさんのお出迎え図が描かれたり、多くの宗教画の題材にもなったそうですよ(慎ましい生活してたと思うんだけど)。
2000年、文化遺産として登録されました、んー、わからん。