『食彩の王国』#208 セリ

セリ−Wikipedia


もとはきっと田んぼの畦などに、自然に生えていたのではないかと思うのですが(農薬の中には雑草を枯らすものもあります)、番組では他に出稼ぎに出るしか選択肢がなかったのだという“三関ゼリ”、江戸時代に「ふけ田」沼地しかない土地で地獄だと言われながらも作られていたのだという“黒田セリ”。
どうもこう、かなり辛い作業のようですね、、、真冬に沼に入っての農作業か。
ただ現代はどうも、かなりの高級食材のようですよ、そっかー良かったー。
(でも次の世代が続くかどうかはなんともわかりません、というか多分、海外で取れるってものでもなさそうだし、日本で続かないと事実上なくなってしまうのかな;)
鴨鍋に欠かせないものとされているらしく、生きていた時も。
食材になってからも二度会うんだよ、という戯れ言みたいなことも言われているそうな、というか、「鴨はほとんどこの辺ばっかり食べますねー」と言ってた方もいたので、野生のかもがいるの? とかちょっと気になってしまいました。
なんでも三関ゼリは根と茎の境い目の部分が一番美味しいのだそうですよ。


もともと山間部で他の野菜がほとんど手に入らず、セリの根も葉も茎も、全て丸ごとなんにでも入れて食べ尽くすことが習慣だったそうですよ。もちろん、いろんな調理法がありますし、部分ごとに結構別の使い方したりと工夫してますともw
あー多分、鴨も食われたな、こりゃ(食べるよね)。
根と茎を食べる天麩羅や、きんぴらにして食べるのもちょっと美味しそうでした。