『食彩の王国』#210 たらこ

たらこ−Wikipedia


大雑把、というか広義では“タラの子ども”がたらことされるようなんですが。
特にスケトウダラの卵のことを指すみたいですね、なんでも卵・真子が一番珍重されるため、漁船は網を使わず抜け駆け厳禁、一団となってスケトウダラの群れを追い込んでの一本釣り方式になるみたいです、針の掛かるところしか傷が付かないんだって。
で、シンプルな一括入札方法で買い入れられ。
そのまま、やっぱり集団での作業開始、真子を抜き取られたあとの身もすり潰されてカマボコになるそうなんですが、この場合、ほとんど加工用って考えたほうがいいのかな?
で、真子を塩漬けにしたものが「たらこ」なのだそうですよ。
まあ、些か日本人が昔よりは魚を食べなくなったとはいえ魚の卵はもともと好き、というか、塩味好きだからねぇ(人類がそうなのか日本人がそうなのかはよくわからんw)。下手をすればコンビニのおにぎりなどでなかなか縁は切れないのではないでしょうか。
たらこスパゲティなんてのもあるなー、あれも洋食、コンビニの定番よね。


あと、忘れちゃならないのが博多発祥の辛子明太子。
なんでも韓国で育った方が韓国で多用されている唐辛子を使った辛子明太子を開発、試行錯誤の上に日本人の味覚に合うようにした後、売れ始めたところで気前よく技術を人に提供しちゃったことが今の名物となるまでにつながってるらしいんですよ。
「親父がそうしてなきゃねw」と息子さんが言っておいでだったんですが、その場合はここまでメジャーにはならなかった気もするし、まあ、それもいいじゃない。