『世界遺産』#558 サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群 II(ロシア)

エカチェリーナ2世−Wikipedia
(1729.04/21−1796.11/06)


なんでも前回でも取り上げられていたピョートル大帝がロシアの身体を作り。
エカテリーナ二世がロシアの心を入れたのだ、と言われてるそうなのですがもとはその彼女の専用美術館だったのだという“エルミタージュ美術館”、えーこう正直、前に『美の巨人たち』でオランダの画家たちの作品群が紹介されていたんですが(フェルメールレンブラントだよ)、あんまり有名な作品が買えなかったのかな、と思わないでもなかったんですが、あー、収録されてる他の作品見ても地味っていうか上品で家庭的かも。
ナポレオンの軍を敗退させた将軍たちの肖像画の部屋なんてのもあったそうなんですが、えーと、なんでまたその時代? ところ狭しと並べてあるところといい、ちょっと標準的な西洋の美術館とはイメージが違うかも(いいとか悪いとかでなしに)。
ちゅーかでも、建物が派手です、じゃなくてえーと、華やかです。


というところを一度踏まえ、彼女の人生を見てみるとド派手でしたとも。
女帝だったことと美術品の趣味と「心」と言われていたので優しいほう? と思っちゃったんですが、遠征に次ぐ遠征に私生活も派手、夫との仲がいまいちだったのはお互いの原因としても、最終的には愛人が数百人って元気だなぁ。幾度もの戦争を経て領土を拡大する傍ら、国内に当時ヨーロッパで流行していた“啓蒙思想”を導入。
ロシアの、というのは私の知識ではなんとも言えないんですが都市サンクトペテルブルグのソフト面担当というところはよくわかります。でも作品傾向と印象がちょっと違うw