『爆問学問』#17 高井研(地球微生物学)

“深海に40億年前の世界を見た!”が回タイトル。確か数年前だったと思うんですが、「深海噴出孔付近にて原生生物(とほとんど同じ条件だと目される)が発見された」というまさしくどんぴしゃな内容を聞いたことがあったんですが。
(多分太田さんも知ってたんじゃないかな? 口挟んでなかったけど。)
あいにく発見者さんというか、そもそもの理論構築の部分からさっぱり存じ上げませんでした、素人ってこんなもんです、美味しいところしか知らないというかね。しかしこの話は最初から聞かないと美味しい部分があんまり美味しくないというか、そんなに面白くない気がします。そもそもが「原始地球はこんなだったんだよな」(それは観測によって判明してるらしいですよ?)(観測なんだなぁ)というところからの逆引きだったんですね。


えー、要するに酸素もなきゃあ、空にはオゾン層とか磁力線だののバリアもなく、だったら地中深くか海中深くしかありえず、エネルギーの行きかうところで生物が生じるのだとしたらまあ水中のが自然だと思われるんですが。
そのさらに、海中に噴火口が突き出しているその境い目ではないか。
と、当たりを付けて世界中の噴火口で採取したら一箇所でだけそのお目当ての(せっかく説明して下さっていたその頃の生物が取り込みやすいエネルギー源、すみません、忘れました...orzむずい)生物を採取出来、さて、なんでだろう、と考えたら噴火口が海水面の割と近くまで来ていた、だったらこう、同じ条件だったんじゃないのかなぁ。というところまでがこの回。なにを取り込んでたんだっけ、、、えーと、メタン系? うーん。
理論そのものは聞いたことがあったんですが考えてみたらその筋道はさっぱりと知らず、そういう意味ですごく面白かったんですが。田中さんが最強だと思います。