『国際共生に向けた健康の挑戦’08』#1 アジア各国におけるプライマリケア タイ−健康増進へのあゆみ

んーと、まず番組の冒頭でチュラロンコン国王(ラマ5世)の彫像が紹介されまして。
なんでもこの方は一番有名なタイの国王で、その息子のマヒドン王子はハーバード大学にも学んだ“タイの近代医学の父”と呼ばれているようで。大学の名前にも残ってるらしいですね、まずはその大学付属の病院へ。
エイズと癌が死亡原因のツートップ、事故、続いて循環器系、マラリアや結核もいまだ撲滅されてはいないが、全体的な数としては減ってきている。
日本やシンガポールなどとはまだ多少の寿命の格差(ていうか日本とシンガポール大差ないんだね)、10歳くらい違うね。東南アジアは横並びかタイよりちょっと低いかくらい。
自治体によってヘルスケアのシステムはずいぶん違いがあるっぽい。


WHOとの協力の上にボトムアップ方式の追求が行われてきた、えーと、底上げか!
ビレッジのところにしか存在してなかったヘルスボランティアって制度はどうもこういう文脈の中で設置されたらしいね、もともと医療の大正になってなかった層への対策のようです。2004年時点で全国で80万人のヘルスボランティアが存在している現在の最大勢力、ああ、これは良いな。
なんでも番組後半の対談によると2000年の時点で行われた日本の健康促進(四大疾患への対応とかそんな感じらしいです、そういや成人病の撲滅とか聞いた気は)運動が行われたものを受けてタイで始まったらしくて。
「日本」と口にした時に「あ、」という感じで笑ってたので、ちょっと先生も嬉しそうで印象的でした。多分無意識で挙げていたんでしょうね。
ただぶっちゃけ、タイのほうのシステムのがきちんとしてる気がするんだけどww