『沸騰都市』#2 ロンドン 世界の首都を奪還せよ

プレミアリーグ−Wikipedia
個人的にロンドン、もとい英国が金融市場の主役から消えたという時点からちょっとした懐疑心を抱いているというか、自前の産業の競争力が足りないことがその理由だとしても自分から下りてったよねぇ、あの国?!(そしてアメリカに渡してった)
そして現在はユーロ(EU共通通貨)未加入です、んで中東マネーが流れ込んでいる東欧からの出稼ぎがイギリスに集中している、というのは前から聞いていたんですが(そしてある程度は予測が付かないでもないんですが)、なぜロシア資本がそこに。
私が無知なんだと思いますが、意味がわかりません、なにがどうしてそんなことに。
というか、資本のみが流れ込んできているのかと思ったら「暖かい土地」として(そうかぁ?)、ロシア人憧れの別荘地って、あんまり暑いと溶けちゃうんでしょうか、投機対象で土地買ってんじゃないんだ、住みたいんだ?? と呆然としてました。


そもそも話はチェルシーというサッカーチームから始まったんですが、これをロシア人富豪(よく読んだらユダヤ系でした、納得)が買い取り経営手腕によって建て直し、要するに若干ビジネス化させたんですがおかげで新規ファンにとっては敷居が低くなったのも事実、その後次々と海外オーナーが誕生、最後の一つは労働者がもともと中心だったこともありさすがに阻止したい! と頑張っているところだそうです。
そして多分、次のロンドン市長はそれほど優遇措置を取らないのではないか、とも。
まあ、見た限りでは引き締めも悪くない頃合いではないかと思います、移民ならともかく、資本ならあまり急激でない限り自分たちで身を守れますしね。東欧系の受け入れもあるしどっちにもいい顔は出来ないし、、、しかしなんか強かな国だよなぁ、ここ。