『沸騰都市』#3 ダッカ “奇跡”を呼ぶ融資

ダッカ−Wikipedia
インドからパキスタンが分離独立し、さらに印パ戦争を経て(第何次だったっけ;)バングラデシュとして独立。“アジアの最貧国”と呼ばれていたのがなんとなく記憶に残っています、確かGDPならもっと低い国があるよ! と言い返したものの、そちらの国は先祖伝来の土地と産業を守り結構いい生活をしてたのではなかったでしたっけ。
(そういやインドの経済学者さんが別の貧困の算出の仕方を提案したんでしたねぇ。)
で、首都のダッカにしてからが「現在建築途中のビル」が乱立するという風景と、ほど近くの地域に土地を捨てた人々が暮らし、けれどこう、彼らが絶望しているのかというと全く逆で、担保なしで融資を行なう≪ブラック銀行≫から金を借り出し(というか、通常の銀行の利率60%ってなにごとですか...orz)、それぞれのアイディアで勝負を掛ける、という挑戦の真っ最中で。正直、番組中でも返済期限が来ていたんですが、なんというのかなー、必死さの種類がむしろ銀行を守らなきゃ、という使命感にも満ちていたように見えたというか、そういう意識もあるんじゃないでしょうか。
そもそも、金策に対してすごく迅速に対応してくれてたよね。
そして建設の途中から内装もなにもなく稼動していたミシン工場は順調、壁をぶち抜いてのミシンの増設、あと少しで建築途中の部分を造れるかもしれない、と夢を語っておられました、そもそも、お金が出来たら増設する、という前提なんですね、ビルも。


このブラック銀行は多分グラミン銀行というイスラム銀行のシステムじゃないかと思うんですが、勤勉女性を主な顧客とし、5人組でそれぞれを保障させていたため、人身販売の温床になりかねないのでは、とも過去言われていたんですが、必死さが違うよなぁ。