『プロフェッショナル 仕事の流儀』UNHCR ウガンダ・リラ事務局長 高橋由美子

“人は強い、希望は消えない”という表題の示す通り、難民支援を行なう部局の所長さんで、UNHCR国連難民高等弁務官事務所≫というのは前にちょっと名前が上がった緒方貞子さん(よく考えてみると彼女を外務大臣に、というのは論外でも国内の認知度上げたのは良かったのかもしれないという気がしてきた;)が国連難民高等弁務官でそこのトップだったんですが、そこの支局であるウガンダ・リラ事務所の所長さん。
で、正直彼女の人生を見て、特に強い動機になるような事態が見当たらない気がするので(ミャンマーで難民の出国が認められなかった事態は別として、あれは仕事初めてからですし)、もうそういう人だった、という認識でいいんでしょうか。
たまにいますよね、こういう人、周囲に完全に一人きりの日本人の方。
もう6年近く海外にいて、日本語おぼつかなくなったりしないのかな? と思ってしまったんですが、どうもちょくちょく日本帰ってるんですね、旦那さんは多分日本人希望ですかね。欧米系なら廻りにいると思うし。
しかし、彼女に日本人の旦那さんが似合うのかどうかはわからないw


過去国に認められず救えなかった人たちがいる、ということを胸に刻み、その時に知ったという“熱い心、冷たい頭”(緒方貞子さんの言葉だそうです)でもって状況を判断し、粘り強く交渉を続ける、ということを彼女は完全に誰かの命令ではなく自分で判断し、「一人でも救う」ことのみを旨に頑張っているということなのかなぁ。
5年くらい前からはアフリカに、現在はケニア暴動からウガンダへの難民を担当し、長期滞在可能な居住地(商売も可)と祖国への帰国との選択を用意し、厳しい現状をありのまま伝え、それでも自分で判断し、道を切り開いて欲しいのだとのことです。