『NHKアーカイブス』ソビエト崩壊20年 「モスクワ冬物語」は今

ソ連邦の崩壊が1991年12月25日、てクリスマスだったのか、あ、いや、ロシアのクリスマスは日にちがズレていたかと思うんですが(そもそも認められたのもわりと最近だと聞きましたし)、そして今年が2011年の12月でちょうど20年。
つい先日、というか放送日が17日(こちらの番組は18日放送)にもエストニアモルドバを取り上げた番組があったのでちょっと期待していたのですが。
こちらの番組自体は翌1992年に残されたロシアの生活風景のみという。
正直、タイトルがタイトルだったので後半にでもこのそれぞれの人たちが出てくるのかと期待してしまったんですが、特にそういうことがなくて残念。
まあ、『NHKアーカイブス』の趣旨はわかるんですが、タイトルがな、さすがにな。


狭い家に家族とひしめき合って暮らしている家庭と、年金暮らしでかつかつの生活をしている老女。そして地域一帯の年金生活者の取りまとめをしている老女、の3人かな?
申し訳ないながら番組紹介を読むまでおばあさま二人がごっちゃに。
それだと話がちゃんと理解出来てるかどうか若干どころじゃなく不安ですが...orz
かつて「勤続50年の証」として貰った勲章が、それは生活に苦しい人がいるということくらいは彼女もわかるのであろうものの、街の真ん中で堂々と売られていたら確かに嘆きたくなる気持ちはわかるなぁ。崩壊はしても50年分の人生の否定じゃんそれ。
他にも共産党の党員証が売られていたりね、狭いお家に住んでいた一家は広い家の権利を手に入れたものの、過去の10倍の改築費が払えず断念。もう一人の老婦人はジャムを入れたお湯を啜りながらじゃがいもとパンしかない生活。
もっと幸せになるはずだったのに、という彼らは今どうしているのかなぁ。