『爆問学問』#28 高妻容一(スポーツ心理学)

“スポ根なんていらない?”というのはわりと最近、というか、私が中学生くらいの時だったかな? にはよく聞かれていましたが、最近は正直どうなってるのか知らないです。とはいえ、一旦思い込んだことを変えるのってわりとどこでも苦手だからなぁ。
(アメリカってものすごく優れた一部の人が一斉にがーっ、と全体を変えてしまうような印象があります、んにゃ、どの人たちが担ってるってんじゃなくて多数の受け身と少数の攻めの民族性が同居してるっていうか、変化に慣れてる気がする。)
この方は「根性根性根性!」と言われて一生懸命やっていて、アメリカに行ってスポーツの練習風景を見たら「ああ、30年前くらいはそうだったよw」と言い出されてからもすでに10年以上経っちゃってるんでしょうねぇ。


“ゾーン”という呼び方をされていたんですが、要するに無心の境地みたいな? 緊張と緩和のバランスがちょうどよく、頭で考えずに感覚が優先される状態。んでもまあ、普段の練習ってのはこの状態の時に自然に身体が動くようにする、ということもあるので練習そのものが間違ってる、ということもないんですが。
とはいえ、自分の身体を管理し、ちょうど本番にちょうどいい状態に持っていく、ということを考えているかって言ったら考えてねぇよなー。まず間違いなく。
理屈じゃなくて実戦してしまえば難しいものでもないというか、わりとスポーツに限らんと一般的な話なんですけどね、わかんない人はむしろそれこそ迷信みたいに聞こえるのかなぁ、と思えないでもないですね。
ところでやっぱり、太田さんより田中さんのほうがトレーニングの飲み込み早いw
多分理屈より実際にやるほうが面白そうな回でした、イメトレとかねー。