『The世界遺産』クィーンズランドの湿潤熱帯地域 (オーストラリア)

クイーンズランドの湿潤熱帯地域−Wikipedia


湿潤熱帯地域とはそもそもなんぞや? と思って検索してみるも、出てくるのはこの遺産の名前ばかりなんですが(世界遺産は強いやね、アフリカとかはそうでもないけど)、実際には熱帯多雨林だと考えていいのかな。なんでもグレートバリアリーフ(サンゴ礁の海)の海岸線沿いに広がる森のことを指して言うそうですよ。
熱帯雨林の特徴は動植物の種類が多いこと、なのだそうですが、より正確に言うと余所の土地では強い生物に駆逐されてしまいかねない弱い生物にも生き延びるチャンスがある、ということのようです、ちゅーか、カオグロキノボリカンガルー、クィーンズランドイワワラビー、キミドリリングテイル(猿だね)、ニオイネズミカンガルー、カモノハシはちょっと置いておいて、メガネオオコウモリってほとんどここにしかいないんじゃw
(名前が長ければ長いほど限られた存在です、大雑把にですが。)
んで、植物もシダ、5mにもなるキングファーンペハーミント、エダナナフシ(タコの木)、ソテツ類、とどっちかというと古代寄り。3億年前からの植物もあるそうな、シダは日本人にはわりと身近だという気もしますが(日本は恵まれた土地なのですよ)。


そしてそんな数々の植物を守っているのが土地の人たちが“神の鳥”とも恐れるという最大2mほどのヒクイドリ、「温和で滅多に人を襲うことはない」ってどういうことですか、つか、襲われたら危ないんですね、、、とはいえ彼らが百種もの種を食べ、運んでくれるおかげで多様性が維持されているそうです、グルメの大食漢が森を守るって素敵。
1998年に自然遺産として登録、ヒクイドリ頑張れー(彼らに絶滅の可能性が)。