『食彩の王国』#223 クレソン

オランダガラシ−Wikipedia
わりと最近ではないかと思いますが家庭でも結構手軽に食べられますし(手間いらないし、アクがないからいいよね)(昔の人はそんな辛く感じたのかぁ)、そもそも“クレソン”というのがフランス語だというのも知らなかったんですが。
日本でわずかに自生している分は調理された切れ端が流れて真水の中でいつの間にやら増えた、というものだそうですよ、クレソンの生命力もすごいけど、なんかのんびりしてていいなぁw レストランの息子さんは昔はクレソンを摘みに川に入らされていたそうで、その頃は嫌だったけど今はちょっと楽しみなのだとか。珍しいというか、すごいよね。
湯布院ではクレソンがそんな理由で自生し、鴨鍋に添えたり、シェフがそれを利用してのスープ作りをするのだとか、そういや、フランス語ってことはフランス料理が元になったのかな? オランダカラシからクレソン(私はクレソンの呼び方しか知りませんでした、というかオランダカラシと同じものだったのか)に名前が変わった段階で、フランス風のソースやスープの食べ方が入ってもおかしくない気がするんですが、ほぼサラダのみなのか、クレソンが比較的身近な食材になったきっかけはわかりませんがちょっと意味不思議w


日本にもサラダでよく食べられていますが、熱を入れても煮崩れしないしっかりした繊維質で鴨鍋などにも入っているのだとか、ああ、サラダだと気にならないけど食材と煮るとなるとちょっと独特の味がありますのでもとの味がしっかりしているほうが合うのかも。
旬は主に春で暖かくなると大きく伸び、それに従って味が濃くなるのだとか。
伸びてもそんなに堅くなることはないというか、それでサラダで食べやすいんでしょうね、生で食べやすい上に火を入れても美味しいってのはいいなぁ。今度買ってこよっと。