『東京人』2000年07月号「路面電車の走る町」

質量的にも実相寺昭雄氏(鉄道の本とかも出してますが、大雑把にウルトラマン出身の監督さんだろうね、変な人ですよ)(わりと褒め言葉)、泉麻人氏辺りがメインだったのかなー、という気がする現存の路面電車特集。
都電荒川線、かつての王子電車と、東急世田谷線、後者は記事の中でも語られていたのは主に「東急玉川線」時代だったようなのですが、あー、まあ、昭和17年に東京市電に編入して終戦を迎えてしまった路線と、昭和10年前後に吸収合併されてしまった違いかなぁ。
戦後生まれの両親を持つ身としては戦前の7年の違いってのは「どっちもすごく昔」というのが正直なところなのですが、そーだよなぁ、実際にその時代を生きておいでだった方にとっては丸っと一時代なんだよな。
関東、と括ってしまうと江ノ電とかないでもないのですが(しかし観光路線なので若干性質が違うように思うのですが)、しかし、首都圏と括らなくても東京の現存の路面電車というのはこの2路線のみで、他はほとんどが廃線やバス、地下鉄への置き換え、もしくは高速化によって普通鉄道へと転換、という現代の状況が。
あくまでも現存路線を辿るコンセプトなので、何故路面電車として生き残ったのかな、というのは語られていなかったんですが、正直なんでなんですかね?
都電荒川線関係はそれこそこの同じ雑誌でも読んでるんですが、東急世田谷線は玉電という別会社だった頃の路線で路面として残ってるのここだけなんだよなぁ。


ちょうどこの記事の頃に世田谷線で旧型車両が置き換え始められていたのですが、最初が青、次が緑、という編成になっていたり、と必ずしも離れ小島ではないのかな。
“ペコちゃん”って個人的には正直、太りす(ry