『ダイナマイト・プロフェッショナル』#1 オフィスビル

ところでこれを見るまで実際、どうして段階を踏んでビルが爆破されるのかがちょっと不思議だったわけですが、そっかー、真ん中を先に爆破して続いて周縁部を爆破したらそれは先に爆破したほうに寄りかかっていきますわね。
んで、この回みたいに少し横に広い場合は逆に芯となるべき部分を残しその隣をまず爆破、続いて外側が爆破され芯の部分に寄りかかり、最後に芯の部分を、とすることでビル全体が前後どちらかに横転することを避けているんじゃないかしら?
にゃ、そこまで詳しくは語られてなかったんですが(最後まで残ってる部分があったのは単に事実です、あれ? 二段階爆破と違うなぁ、とは思った)。


爆破自体は一瞬であり、一旦行なっちまえば瓦礫の山という純然とした事実が残るのは同じなんですが、この「順序」を実現するために行なう爆発物のセットというのは傍から聞いているだけでもかなり難しそう。
そして一旦期限を決めてしまうとそれが近隣住人を広く巻き込むことであるために日程の変更が事実上不可能、この回でもアスベスト? じゃなかったか、なんか白くて柔らかい建材が使われていたために「街一面に白い灰が降るところだった...orz」と関係者さんが盛大に冷や汗掻いておられましたねぇ。建物の一部だったのでチェックが遅れた模様ですね。
んで、全部の階に爆発物を仕掛けるのではなく、数階置き、下の階が倒壊すると自然に上の階の重みで潰されていく仕組みで、爆発物が仕掛けられた階そのものには特殊な幕で覆って衝撃を和らげているんですね、ああ、なるほどー。
10m離れたビルの美容師さんがとても気持ちはわかるんですがちょっと面白かったです、爆発直前に再度の保険の確認、確かにww さすがイギリス製の番組、表現が黒いw