『仕事学のすすめ』唐池恒二「お客様に誠実であれ」#2 交渉は相手の懐に入れ

なんでもそもそも1987年にJR九州の発祥した時点で、全1万5千人の従業員に対して3千人の余剰人員があったよ、という時点でえらくとんでもない話なのですが。
そのための人員削減案が日韓ルートの開拓ってのもそもそもなんかすごいなぁ。
(どうしてそこまでの比率で余ってたのかも気になりますけど、唐池さんを待つまでもなくある程度結構思い切った対策も仕方ないって体質あったのかもなぁ。)
山本さんの経歴は確かに新規船舶事業のためにあるみたいな人材だとは思うけど、説明が、すごく長いです、だが、船舶学校出身で国鉄内で幹部教育を受けて貿易担当になり簿記の資格の取得って、これは頭下げても欲しいって唐池さんでなくても、考えるww


というかぼんやりと見てたんですが、そもそも国鉄が民営化されてJRへとなったのは国鉄労使の問題が絡んでいて、という事情は前に本で読んだことがあるので知ってはいたのですが、まずはその関係改善のために部下に当たる現場に頭を下げ続け。
船舶事業が始まったら韓国側の事情を教えて貰う相手を見付け。
高速船が運航されることで漁場が荒らされる、と心配する地元漁場との交渉も「中途半端な約束はしないほうがマシだ!」と言い切る船舶事業出身者(どこからどうしてこの新規事業に来られたのかは語られてなかったのですが;)を見習う、と言ってはいたんですが、要するに板ばさみになってないかとか疑問がないでもなく。
あの、どうもこの当時ってこの唐池さんって30そこそこだったようなのですが。
なんでこんなに仕事の範囲が広いの、上司が出てきたと思ったら国鉄出身でないんだよね、ということが語られているわけで。
どうなってたのか心配になってしまったんですが、大丈夫だったのかしら…。