『野生の楽園』#1 デナリ:アラスカの巨大荒野

ヘラジカ−Wikipedia
ああ、唯一ちょっと聞きなれなかったんですが、“ムース”ってヘラジカの北米での呼び方なんですね、ところでこの地の王座は「北米最強のハンター」オオカミ(ムースの母親に一撃で頭をかち割られます)にも、なんかヒグマにも相応しくない気がしないでもないので、いっそアメリカアカガエルに進呈していいでしょうか。
体液の糖度を上げ不凍状態にし、身体を凍らせることで冬に対応、春になると自然に溶けていく、という自然の神秘。冬の入り口で他の動物が慌しく食料をかっ込む中で悠然と、準備といってもなぁ、と通り過ぎて行かれましたよ、かっこいー(気のせいでは)。
北米最高峰のアラスカ山脈マッキンリー山(6千m級)の周辺の地は、短い夏と風も気温も大変厳しい長い冬を迎えるツンドラの地。渡りのイヌワシ以外の鳥類がほとんど出てこなかったんですが、それも過ごすのは数百羽ってところっぽいし、同種の縄張りがかなり広い関係もあるのではないかと思うのでもともと鳥に厳しい土地なのかもねぇ。
反対にヒグマは北米5万8千頭の半数が、やっぱり強くないんじゃ。。。
(狩りは上手いと思います、スピードも速いし、ただ、いまいち普段からではないような気が;)(厳しい土地には他の地に居辛い動物がいる算なのですね。)


皆の栄養源ホッキョクジリス(体温を下げて冬を乗り越えます)、カリブー、ムース。オナガオコジョは冬の前に力尽きた他の動物たちの死骸に住み付き食料にw 可愛い顔してるんですが、逞しいなぁ。そして短い夏にはたくさんの草花と、あとついでに蚊が大量発生。いや、鳥類いないのかな? と気にしてたのはこのせいなのですが、鳥がいればボウフラ食べてくれると思うんですが、魚類も少ないのかも、美しいですが、厳しい土地だなぁ。