「地図で見る新宿区の移り変わり 四谷編」東京都新宿区教育委員会

ええと、昭和58年の発行でとりあえず615p、サイズはA5ですかねこれ、普通のカバンでは入りませんので図書館などに頼む場合は(東京近郊だとあるんじゃないでしょうか所蔵、正直この貴重な本はどう考えても処分されないと思うw)、若干気を付けましょうっていうか重い!
四谷というのは大雑把に新宿のちょっと内側です、なんのって山手線の。
もともとは四谷がメインの町だった関係で新宿駅も外周として入ってきます、今となると信じにくいけど昔はそうだったんだよなぁ、と考えると不思議な気持ち。
関係する路線として東京市電の前身が2社と、JR中央線の私鉄時代の甲武鉄道の年表とか出てきてましたけど路線としてはまあさすがに一部だよね。
山手線や京王線、小田急線も重要だとは思うけど地図で語ること特にないしね。
京王線は駅100メートルとか関東大震災の前後で移していたり、甲州街道と新宿駅の官営路線との交差点に橋があって、それがもともと専用橋だったんだけどいつの間にか付け替えて甲州街道のど真ん中通ってるよとか、そんなことを知ってたら勝手に確認は出来たりします、うん、鉄道趣味のために主に借りたので。
甲州財閥関係(鉄道作るのが好きで山梨系、資本関係は実はない)はもうちょっとまとまってるほうがいいかな、この地域との関係もそれほどないしね。まあ甲武鉄道は別格として。


あと面白かったのが内藤新宿に関しての歴史や、玉川上水管理役はちょっと退屈でしたが、この地域での産業品とか「意外と作ってたんだな」というのに同感。
なんでも内藤新宿は馬の糞で栄えたんだとか、誰が言ったの品川宿かしらw(花街としての品川宿は船子、内藤新宿は馬子が相手だったんですってさ)