『野生の楽園』#24 失われた世界:ベネズエラ・古代のテピュイ

ロライマ山−Wikipedia
1884年にイム・ターン氏によって登頂が成功するまで、ずっと地上から見えてはいても未開の地であったという“テピュイ”の地、ブラジル・ベネズエラガイアナと三つの国境の交錯地が頂上の一点である、という不思議な土地(周囲ぐるっとほぼ完全に崖)。
番組が始まってすぐ、コナン・ドイルの「失われた世界」を思い出していたんですが、やっぱりモデルだったんだw しかし“テーブルマウンテン”って言いえて妙だよなぁ。
どうも、土地が隆起した地のようなのですが、その隆起した時代に外界から隔絶され。
とりあえず恐竜は生き残っておりませんでしたが、アフリカ大陸と南米大陸が一つだった時代をそのまま保存した、という夢の土地。オリオフリネラというカエルと鳥くらいしか大きめの生き物はおらず、あと、辛い環境に適応してかモウセンゴケですとかヘリアンフォラですとか食虫植物もたくさんいます(ところで両方存じてます、輸入してるよね?)。
ところでオリオフリネラはなんでもアフリカ種に近く、跳ぶことも泳ぐことも出来ず、台地の上にしか残っていないはずなんですが、時々滝に流されてる可能性もあるかも、とか言われてました(研究者さんが昔、地上で遭ったことがあるのですって)。


近くにはジミー・エンジェル氏が見つけたという979mの世界最長の滝や“悪魔の山”、タンニンの成分で川が黄色く濁り(黄金と見間違えたかしら、と言われてましたw)、平地に見えても湿地だったり、10分と同じ気候が持たなかったり、研究者には夢の土地ですが、一般人には辛い土地かもなぁ。地上からしてアグーチ、ホウカンチョウ、オオアリクイ、ガラガラヘビと暮らし良さそうな土地でもないなw(赤い石英の川底は綺麗です)
ところで1925年の山火事って原因なに(村もこの時に焼失したかな;)...orz