『病の起源』#2 骨と皮膚の病〜それは“出アフリカ”に始まった〜

脚気−Wikipedia
現在31歳の私が高校生の頃ではなかったかと思うんですが、オーストラリアの皮膚がん、その他の皮膚疾患の増加を受けて日本で「日に当たらないようにしましょう」という呼び掛けが盛んに行なわれていた記憶があるんですが、最初に聞いた当時になんで南半球の白人種のデータで? と疑問に感じた記憶があるので、多分それ以前に皮膚の色と日光の関係の情報があったということじゃないかな(さすがに独自で気付く内容じゃないよねぇ)。
その結果なのか、ご老人の間で骨が脆くなる現象がぽちぽち、あーあ。。。
んで、現在は逆にインドの人たちがイギリスで日照不足によるビタミンD不足に悩まされているのだという話が。地域的にはアジアですが褐色の肌の人たちいるよね(インドは白人に近い人らもいるし東南アジア系も)(地域にもよりますがアフリカの方らより概ね薄いような、アラブ系よりはずっと濃いですね)。


なんでまた肌の色の違いがあるの、ということを遡って考えた時に、どうもアフリカで人類が誕生した時に生えていた毛が抜け、それを補うためにメラニン色素が増え。そしてアフリカから北上するに従ってちょっとずつ色素が薄くなっていったらしいと。
そういや、白人圏ってことになってますが南欧の人たちってアラブ系やアジア系とあんまり肌の色味変わんないよね。あと、北のアラスカの地にアジア系とほとんど変わらない肌の色の人たちがいて、彼らは伝統的にビタミンDを摂取する伝統食を食べる習慣があり。
最近失われてきているその食生活を警戒する声もあるのだとか、面白いなぁ!
とはいえ、様々な環境破壊によって日本でも日差しが強くなる可能性があり、それによってまた対応を変えなきゃならなくもなってくるのか。なんか切ないですよねぇ。