『地球の鼓動』#5

南アフリカの誇るクルーガー国立公園−EICネット
正直こう、南アフリカの人種隔離政策は名前だけは知っていたんですが「原住民は自然地域への出入りも禁止されていて」ということを聞いた時はさすがにぞーっと。いや、あとで出てきた完全管理の“サファリパーク”(だと思う、客観的に)を見たら自然地域っていうよりなんだかなぁ、という気分にもなりましたが。
それが撤廃され、貧しい地域の子たちにも自然と触れ合うチャンスを、と言われてもなんとも言えない気分に。差別で申し訳ありませんが白人種の人が滔々と素晴らしいプラン、と言っていたらちょっと直視できなかったかもしれません(でもこれも逆差別だよね)。幸いメインレポーターの方が。
アジア系って差別に慣れていないんで多分同じ気分に陥る方もいるかと。。。
(日本人、ではなく、本国では絶対強者なのでそれほど深刻ではないんですよね。)
1994年にアパルトヘイト政策が撤廃され、その後、行なわれているプログラムなのだそうですが、現地の子どもたちがアフリカの知恵とアフリカの大地と触れ合い、未来を作る、というコンセプトなのだそうですよ。与えられる筋合いなのかってどうしても思っちゃうんだよなぁ、ごめんなさい、彼ら自体は弊害を直す側であって悪くないよ...orz


それと6回がメインのキプロスの渡り鳥の捕獲の禁止と(あー、伝統だからとずっと黙認されてきたんだね、やっぱり)(でも絶滅危惧種まで無差別に獲っちゃ駄目と)。あとパラオだったっけか、石灰岩の湖底越しにタコクラゲが湧く塩水湖。海と繋がっているものの、タコクラゲの稚魚以外入り込めなくて天敵が全くおらず、大繁殖している異界としか表現しようのない光景が広がっていました、あれはすごかったなーw