『地球の鼓動』#12

象牙−Wikipedia
ええと、南アフリカ・ナミビア・ボツワナで象牙輸出の限定的許可が出た、というのは番組内で紹介されていたんですが、その前の段階の一時許可の対象が「日本に限り」なのかがよくわからなかったんですが、気にしないほうがいいのかしら?
この話の舞台になっていたのはケニアで、自然死や老衰で死んだ象からの象牙の輸出が出来たら、ということはむしろ保護グループが望んでいるらしく。いやまあ、その時点までに70人ほどの死者を出す警備隊なので最新設備に訓練、となると本気で大変だよなぁ。
(それだけ密猟者も本気、象牙が高く売れるってことなんでしょうが;)
そもそも1989年に保護されるまでは数が激減していたものの、現在は少し過剰になりつつあり、農村への被害や衝突も目立つようなことに、しかし、象牙市場が拡大するようなことになっても元も子も、ということでどっちにいっても板ばさみ。


次の話は前回に引き続き“ボスケ・デル・アパッチ野生動物保護区”、前回触れ損ねたんですがハクトウワシを筆頭(というか最強?)に350種、ミミヒメウにハクガン、観光客が喜ぶ「ツルの祭典」などもある人気の保護区。
で、そこで特に心配されているのが個体数が過密になることによる西ナイルウイルスなどの伝染病、これは1999年には146種類もの鳥が感染したのだとか。媒体が蚊で鳥の多くが感染、、、となると人間なら農薬使って蚊を殺すところですが、鳥だと卵に影響があるしそうでなくても餌がやられちゃうしなぁ。
最後のダイビングは南アフリカのダイヤー島、1973年に保護されたアフリカオットセイと、それを捕食するホホジロザメを見に行くという内容で。おっとりしたアフリカオットセイを見て「サメ探しに来たの申し訳ない...orz」とか言ってましたっけw